現地５月14日、ロサンゼルス・ドジャースは若手有望株の24歳ダルトン・ラッシング捕手とメジャー契約し、オースティン・バーンズ捕手DFA（メジャー40人枠から外す措置。事実上の戦力外）にしたと公式SNSで発表した。

　ドジャース公式は別の投稿で、「オースティン、ドジャースの青いユニホームを着て、ロサンゼルスに２度の優勝をもたらした貢献に感謝したい」とメッセージ。さらに「Thank you, 15.」と記した投稿ではバーンズの名場面プレー集を公開した。

　35歳のバーンズは2015年にドジャースに加入。フレーミング技術やリード面に定評があり、４度のリーグ優勝と、２度のワールドシリーズ優勝に貢献した。

　20年のワールドシリーズ（WS）第３戦では、WS１試合でスクイズと本塁打を記録した史上２人目の選手となった。優勝を決めた第６戦で最後のアウト（見逃し三振）を取った後のガッツポーズは、球団史の名場面のひとつに挙げられる。

【動画】ドジャース公式が公開したバーンズへの“惜別ムービー”！
  　ウィル・スミスが台頭した後は二番手捕手としてチームを支え、クレイトン・カーショウとの専属捕手としても活躍。今シーズンは43試合中13試合に出場していたバーンズの突然のDFAは、ドジャースファンにとって衝撃的だった。

「本当に悲しい」
「なんてことだ」
「泣いてない、雨が降っているだけ」
「オースティンのすべてに感謝」
「チームに対して怒りがわいてきた」
「永遠にありがとう」
「信じられない、心が痛む」
「素晴らしい人間、最高の選手だった」
「11年もドジャースにいたのがすごい」
「最後にカーショウと組んでほしかった」
「君との時間はかけがえのないものだった」

　ドジャースファンの悲痛な叫びが、SNSに溢れていた。

構成●THE DIGEST編集部

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