現地18日（日本時間19日）、ロサンゼルス・ドジャースは９シーズン在籍したユーティリティープレーヤー、34歳のクリス・テイラーを戦力外（DFA）とした。代わりに、トミー・エドマンが10日間の故障者リストから復帰した。

　昨シーズンの成績は打率.202、出塁率.298と厳しいものだったが、今シーズンもテイラーは不振に陥っていた。ここまで28試合に出場し、打率.200、出塁率.200、長打率.257、OPS.457、わずか２打点という成績で、自身を残留させるだけの力を示すことができなかった。
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  　ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』によると、アンドリュー・フリードマン編成本部長は今回の決定について「私たち全員にとって非常に感情的な１週間だった。オースティン・バーンズとテイラーは、この球団にとっていくつかの大きな瞬間の中心にいた。二人は私たちの文化と現在の状況に消えない足跡を残した。だから、決断は信じられないほど困難なものだった」と苦渋の選択だったことを強調した。

　さらにフリードマン氏は「話し合いは難しいものだっだ。しかし、我々の現状、地区優勝争い、ロースター争いを考慮すると、できる限り多くの試合に勝利し、今年のワールドシリーズで勝利するための最善策として、この決断がドジャースにとって最も有益だと考えた。簡単なことではなかったが、最終的には正しい決断だった」と言葉に力を込めた。

構成●THE DIGEST編集部

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