ロサンゼルス・ドジャースは5月13日、佐々木朗希投手を肩の「インピンジメント症候群」により故障者リスト(IL)に登録。開幕以降、先発投手の故障離脱が続いていたドジャースにとって、またも厳しい現実が突き付けられることとなった。
佐々木のIL入りが投手の駒不足の状況をさらに悪化させたことはもちろん、佐々木本人の対応に非難の声が上がっている。佐々木は右肩痛を隠したまま登板を続け、パフォーマンス不足が明らかとなった後で首脳陣に報告したと伝えられた。
そして、米国内ではこの“報告遅れ”が未だに波紋を呼んでいる。スペインの大手メディア『MARCA』米国版では現地時間同17日、佐々木の故障離脱を論じるトピックを配信。「ササキによれば、数週間前から違和感はあったが、これまで一度もそれを報告していなかった」と怪我の症状などを報じ、「チーム内部だけでなく、業界内からも懸念の声が聞こえてきている」と指摘する。
その上で、元マイアミ・マーリンズ球団社長のデビッド・サムソン氏のコメントを紹介。今回の件について、「選手が自分の身体の状態について真実を話さない時ほど、私が苛立つことはない。我々の方で何が起きているのかを推測しなければならないなんてね...」と述べるなど、不満を露わに。
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また同メディアも一連の流れを重く受け止め、「医療面での透明性やチーム内のコミュニケーションが極めて重要とされるメジャーリーグにおいて、決して軽視できるものではない」などと主張する。
加えて、ドジャース先発陣の現状にも触れ、「ササキの離脱を受け、ドジャースはやむなくランドン・ナックを起用せざるを得なくなった。彼はまだMLBでの地位を確立できていない若手投手だ」などと説明。そのナックも不本意な投球が続いているとして、「現時点では先発5番手の代役と見なされているが、その数字は心強いものではない。防御率は5.89で、2勝1敗という成績は、安定というよりも苦戦を物語っている」と評している。
その上で同メディアは、「それでも今のところ、ナックが最も現実的な選択肢であることに変わりはない」と論じながらも、「ローテーションの弱体化は深刻で、事態の早期解決は見込めない」と現状への見解を示している。
好調な打線とは裏腹に、ネガティブな話題が絶えないドジャース投手陣。シーズン序盤にして、若き日本人右腕の故障によりその先行きはさらに不透明なものとなった。
構成●THE DIGEST編集部
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佐々木のIL入りが投手の駒不足の状況をさらに悪化させたことはもちろん、佐々木本人の対応に非難の声が上がっている。佐々木は右肩痛を隠したまま登板を続け、パフォーマンス不足が明らかとなった後で首脳陣に報告したと伝えられた。
そして、米国内ではこの“報告遅れ”が未だに波紋を呼んでいる。スペインの大手メディア『MARCA』米国版では現地時間同17日、佐々木の故障離脱を論じるトピックを配信。「ササキによれば、数週間前から違和感はあったが、これまで一度もそれを報告していなかった」と怪我の症状などを報じ、「チーム内部だけでなく、業界内からも懸念の声が聞こえてきている」と指摘する。
その上で、元マイアミ・マーリンズ球団社長のデビッド・サムソン氏のコメントを紹介。今回の件について、「選手が自分の身体の状態について真実を話さない時ほど、私が苛立つことはない。我々の方で何が起きているのかを推測しなければならないなんてね...」と述べるなど、不満を露わに。
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また同メディアも一連の流れを重く受け止め、「医療面での透明性やチーム内のコミュニケーションが極めて重要とされるメジャーリーグにおいて、決して軽視できるものではない」などと主張する。
加えて、ドジャース先発陣の現状にも触れ、「ササキの離脱を受け、ドジャースはやむなくランドン・ナックを起用せざるを得なくなった。彼はまだMLBでの地位を確立できていない若手投手だ」などと説明。そのナックも不本意な投球が続いているとして、「現時点では先発5番手の代役と見なされているが、その数字は心強いものではない。防御率は5.89で、2勝1敗という成績は、安定というよりも苦戦を物語っている」と評している。
その上で同メディアは、「それでも今のところ、ナックが最も現実的な選択肢であることに変わりはない」と論じながらも、「ローテーションの弱体化は深刻で、事態の早期解決は見込めない」と現状への見解を示している。
好調な打線とは裏腹に、ネガティブな話題が絶えないドジャース投手陣。シーズン序盤にして、若き日本人右腕の故障によりその先行きはさらに不透明なものとなった。
構成●THE DIGEST編集部
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