二刀流復活へ着実に前進している。

　現地５月25日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、敵地ニューヨーク・メッツ戦に「１番・DH」で先発出場し、初回に５試合ぶりの18号先頭打者弾を放つなど、４打数１安打１打点と活躍。本塁打ランキングで再びMLBトップタイに浮上し、試合前には、約１年９か月ぶりに実戦形式で打者相手の投球練習も行なった。

【動画】「変化球というより魔球」と話題！大谷のえげつない球 　ロサンゼルス・エンジェルス時代の2023年９月に右肘手術を受け、今季中の投手復帰を目指している大谷。キム・ヘソン、ダルトン・ラッシングら打者５人に計22球を投げたこの日は、１安打２奪三振１四球と上々の内容。大谷が実戦形式で打者と対戦するのは、23年８月23日のシンシナティ・レッズ戦以来、実に641日ぶりだ。

　二刀流スターの順調な回復ぶりには、SNS上でも反響の声が続々。そのなかでXを更新した米データ会社『Codify Baseball』は、「クレイジーに聞こえるかもしれないが、昨年DHでナ・リーグMVPに輝いた（さらに現時点で今年の受賞も有力視される）この選手が、もうすぐ投手復帰を迎えそうだ」とその衝撃を伝えた。

　また、ライブBPの映像をリポストすると、「両リーグの歴史上、30発以上の本塁打を打ちながら、投手で３人以上の打者から三振を奪ったシーズンは、わずか３例しかない。21年のオオタニ、22年のオオタニ、23年のオオタニだ」と発信。「今年また達成しても驚かないで」と大谷の唯一無二ぶりが強調されている。

　これまでも投打で規格外の記録を打ち立ててきた大谷。今後も彼のパフォーマンスが楽しみでならない。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】大谷真美子さんら世界の美女がずらり！ 常勝軍団ドジャースの名手たちを支える“ゴージャスでセレブな妻＆パートナー”を一挙紹介！