現地５月18日、ロサンゼルス・ドジャースが長年在籍したユーティリティープレーヤー、クリス・テイラーとの契約を解除した。テイラーは戦力外通告を受け、９シーズンにわたるドジャースでの活躍に終止符を打った。

　しかし、戦力外通告からわずか１週間あまり。テイラーは現地26日、同じロサンゼルスを本拠地とするロサンゼルス・エンジェルスと新たな契約を結んだ。

　移籍後、すぐさま「８番・中堅」として、本拠地でのニューヨーク・ヤンキースとの３連戦初戦のスターティングメンバーに名を連ねた。結果は３打数２三振に終わり、チームも１対５で敗れた。
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  　テイラーはドジャース専門メディア『Dodgers Nation』の取材に応じ、「感情的だった。ドジャースで９年間過ごしたが、私にとっては新たな出発の時だと思う。心機一転、新しい章を始める時だ。ここでそれができることに興奮している」と心境を明かした。

　新天地で野球人生の新たな章をスタートさせたテイラー。彼がエンジェルスでどのような輝きを放つのか、今後の活躍に注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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