ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジに快音が戻ってきた。現地6月8日のボストン・レッドソックス戦で7試合ぶりとなる22号、23号と2本のアーチを披露した。
初回の第1打席。右前打で出塁したベン・ライスを一塁に置いて、2番のジャッジが打席へ。ハンター・ドビンズの投じた初球のストレートを力強く振り抜いたジャッジの打球は、あっという間に右中間スタンドに吸い込まれた。打球速度108.6マイル(約174.8キロ)、打球角度27度、飛距離436フィート(約132.9メートル)の大きな一発だった。
9回の第5打席も同じく一塁に走者を置いて打席に立ったジャッジは、7番手ロバート・ストックを相手に、カウント1-2からの4球目を強振。速度108.9マイル(約175.3キロ)、角度31度、飛距離398フィート(約121.3メートル)の打球が、またも右中間の柵を超えるアーチとなった。
【動画】ジャッジが逆方向に放った22号&23号アーチ!
米紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者は、「ジャッジが23本目の本塁打を放ち、打率を.396にした。MLBの歴史上、チーム最初の64試合でこれほど多くの本塁打、これだけ高い打率を記録した近代野球史上唯一の選手だ」とジャッジの偉業を称えている。
ジャーナリストのテオ・デローザ氏もジャッジの本塁打について、「ジャッジが第1打席で右中間に飛ばした436フィートの本塁打は、2023年9月13日にクアーズ・フィールドでノーラン・ジョーンズ(当時ロッキーズ、現ガーディアンズ)が452フィート(約137.8メートル)の本塁打以来、スタットキャストが記録したもっと長い“逆方向”への一打となった」と、ジャッジのパワーを伝えた。
さらに、『MLB.com』のサラ・ラングス記者は、「ジャッジは24年の開幕以来、初回に27本の本塁打を打っている。これはMLBの誰よりも9本多い」とし、続けて「チームのシーズン最初の64試合で20本以上の本塁打を放ったMLB打者のうち、ジャッジの打率は歴代3位。1位は1925年のロジャース・ホーンズビー(打率.425、21本塁打)、2位が1930年のチャック・クライン(打率.405、20本塁打)、そしてジャッジの打率.396、23本塁打だ」と、ジャッジの成績が歴史的数字だと報じている。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】シアトルのコーヒー店でファンに囲まれたジャッジ「問題はこの身長だ。もう少し背が低ければ…」米紙独占インタビューで告白
【記事】「たった一晩だけの出来事じゃない」ヤ軍ジャッジの“止まらぬ快進撃”に同僚スラッガーも脱帽「やり続けてきたから、地球上で最高の打者と言える存在なのだろう」
初回の第1打席。右前打で出塁したベン・ライスを一塁に置いて、2番のジャッジが打席へ。ハンター・ドビンズの投じた初球のストレートを力強く振り抜いたジャッジの打球は、あっという間に右中間スタンドに吸い込まれた。打球速度108.6マイル(約174.8キロ)、打球角度27度、飛距離436フィート(約132.9メートル)の大きな一発だった。
9回の第5打席も同じく一塁に走者を置いて打席に立ったジャッジは、7番手ロバート・ストックを相手に、カウント1-2からの4球目を強振。速度108.9マイル(約175.3キロ)、角度31度、飛距離398フィート(約121.3メートル)の打球が、またも右中間の柵を超えるアーチとなった。
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米紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者は、「ジャッジが23本目の本塁打を放ち、打率を.396にした。MLBの歴史上、チーム最初の64試合でこれほど多くの本塁打、これだけ高い打率を記録した近代野球史上唯一の選手だ」とジャッジの偉業を称えている。
ジャーナリストのテオ・デローザ氏もジャッジの本塁打について、「ジャッジが第1打席で右中間に飛ばした436フィートの本塁打は、2023年9月13日にクアーズ・フィールドでノーラン・ジョーンズ(当時ロッキーズ、現ガーディアンズ)が452フィート(約137.8メートル)の本塁打以来、スタットキャストが記録したもっと長い“逆方向”への一打となった」と、ジャッジのパワーを伝えた。
さらに、『MLB.com』のサラ・ラングス記者は、「ジャッジは24年の開幕以来、初回に27本の本塁打を打っている。これはMLBの誰よりも9本多い」とし、続けて「チームのシーズン最初の64試合で20本以上の本塁打を放ったMLB打者のうち、ジャッジの打率は歴代3位。1位は1925年のロジャース・ホーンズビー(打率.425、21本塁打)、2位が1930年のチャック・クライン(打率.405、20本塁打)、そしてジャッジの打率.396、23本塁打だ」と、ジャッジの成績が歴史的数字だと報じている。
構成●THE DIGEST編集部
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