ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平の投手復帰の懸念点について、日本ハムOBで野球解説者の岩本勉氏が私見を述べた。
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岩本氏は6月9日、自身のユーチューブチャンネルを更新。大谷の投手復帰について「9月ちょっとでいいんじゃないの...本当ならマイナーで1試合か2試合投げさせたい、でも、それは多分ないと思う。ライブBPで『ちょっと整ったな』と思ったら、じゃあ先発で3イニング行ってみようとか」と予想。この流れの中で懸念されることを次のように語った。
「“大谷翔平のドジャース”になったら傾くのよ」
さらに同氏は「基本“ドジャースの大谷翔平”はすごいであってほしいわけです。“大谷翔平のドジャース”という位置づけだと、私物になってしまう。今でこそ、周りの選手は大谷をとてもリスペクトしているけど、中には『なんであいつのせいで俺たちの登板がしわ寄せの形でずれなあかんねん』という声が出る可能性がある」と指摘。続けて、こうも話した。
「登板を大谷に合わせて他の投手をずらすとなると、不平不満が出んねん」
このような意見を述べた理由には自身の実体験があったという。同氏は「これが一回あったのよ、日本ハムでもキップ・グロス(1994~98年)という『俺を中4日で回せ! メジャーのエースはみんなそうなんだ』と言って...」と語り始め、以下のようにエピソードを明かした。
「おかげで中5日、中6日、中7日、中5日、中5日、大変よ...。若かったからよかったよ。あれは不協和音出たよ」
そんな難題とも言える大谷の起用方法について「それはロバーツ監督の手腕じゃない? チーム全体を束ねて、納得させて、大谷のピースはめをしていく」と発言。また同氏は大谷のベストな投手復帰までの道のりについては次のようにコメントした。
「今シーズンええやん。順位決まってから、最後試運転でマウンドに上げて、オフシーズンにしっかり二刀流の準備をもう一度させて、プランニングをちゃんと整えて、発表して、チームに不協和音が出ないように、3月、4月の開幕からそのプログラムに乗った起用法でいいんじゃないか」
そのように語り、最後にドジャースに対して「まだ投げる方を戦力視しないでくださいね、大谷のために」と指摘した。
大谷は指名打者として今季64試合に出場し、打率.293、23本塁打、39打点、OPS1.021(出塁率.388、長打率.633)の好成績をマーク。投手復帰がどのような形で実現するのか、今後の動向にも注目が集まる。
構成●THE DIGEST編集部
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「“大谷翔平のドジャース”になったら傾くのよ」
さらに同氏は「基本“ドジャースの大谷翔平”はすごいであってほしいわけです。“大谷翔平のドジャース”という位置づけだと、私物になってしまう。今でこそ、周りの選手は大谷をとてもリスペクトしているけど、中には『なんであいつのせいで俺たちの登板がしわ寄せの形でずれなあかんねん』という声が出る可能性がある」と指摘。続けて、こうも話した。
「登板を大谷に合わせて他の投手をずらすとなると、不平不満が出んねん」
このような意見を述べた理由には自身の実体験があったという。同氏は「これが一回あったのよ、日本ハムでもキップ・グロス(1994~98年)という『俺を中4日で回せ! メジャーのエースはみんなそうなんだ』と言って...」と語り始め、以下のようにエピソードを明かした。
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そんな難題とも言える大谷の起用方法について「それはロバーツ監督の手腕じゃない? チーム全体を束ねて、納得させて、大谷のピースはめをしていく」と発言。また同氏は大谷のベストな投手復帰までの道のりについては次のようにコメントした。
「今シーズンええやん。順位決まってから、最後試運転でマウンドに上げて、オフシーズンにしっかり二刀流の準備をもう一度させて、プランニングをちゃんと整えて、発表して、チームに不協和音が出ないように、3月、4月の開幕からそのプログラムに乗った起用法でいいんじゃないか」
そのように語り、最後にドジャースに対して「まだ投げる方を戦力視しないでくださいね、大谷のために」と指摘した。
大谷は指名打者として今季64試合に出場し、打率.293、23本塁打、39打点、OPS1.021(出塁率.388、長打率.633)の好成績をマーク。投手復帰がどのような形で実現するのか、今後の動向にも注目が集まる。
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