ナ・リーグ東地区首位を走るニューヨーク・メッツは、先発ローテーションを担う投手が軒並み好成績を残している。
クレイ・ホームズがチーム最多の7勝をマークし、千賀滉大とグリフィン・キャニングがそれぞれ6勝、タイラー・メギルが5勝、デービッド・ピーターソンが4勝と、先発5人が抜群の安定感を発揮。現在までのチーム勝利数42勝(6月8日終了時)のうち、約9割にあたる白星をこの5投手が記録しているのだ。
【動画】7勝目ならずも防御率リーグトップに返り咲いた千賀滉大 防御率でも、リーグトップとなる千賀の1.59を筆頭に、ホームズ、ピーターソン、キャニングの3人も2点台を維持。まさに今季は、先発投手がチームの躍進を支える大きな原動力となっている。
メッツ先発陣の活躍ぶりは、米老舗スポーツ誌『Sports Illustrated』でも取り上げられている。現地時間6月8日の特集記事において、メッツ先発陣が開幕からこれだけの成績を残すのは1985年以来、「40年ぶり」であると報じた。
同メディアは、開幕前に昨季12勝でWHIP1.08のショーン・マネイア、昨季途中加入で3勝、奪三振率10.99のフランキー・モンタスの両投手が故障で戦列を離れたことで、当初は先発陣が大きな不安要素だったと指摘しながら、現在ローテーションを任されている各投手のパフォーマンスに言及。メッツで実績を残してきている千賀とピーターソンには、今季の内容を「決して驚きではない」と評価する一方で、今季チームに加入したホームズ、キャニングの2人に対しては、「嬉しいサプライズだ」と称えている。
また、防御率1位、6勝をマークする千賀の成績については、「一昨年の素晴らしいルーキーシーズンの再現」「2024年の故障を乗り越え、完全復活を果たした」などと賛辞を並べた。
さらに今後のメッツ投手陣について同メディアは、「2人の主力を欠く中でもローテーションは理想的な形で機能している。そして、マネイアとモンタスの復帰が間近に迫っていることを考えれば、この先発陣は今後、より強化されることになりそうだ」と“最強ローテ”の完成形を見通している。
今季、メッツは6月を迎えてもチーム防御率が全30球団中、唯一、2点台を記録している。このまま、投手陣全体が好調を維持すれば、早々に昨季に続くポストシーズン進出がみえてくるかもしれない。故障者の復帰も見込める状況にあり、その可能性は決して低くはないだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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メッツ先発陣の活躍ぶりは、米老舗スポーツ誌『Sports Illustrated』でも取り上げられている。現地時間6月8日の特集記事において、メッツ先発陣が開幕からこれだけの成績を残すのは1985年以来、「40年ぶり」であると報じた。
同メディアは、開幕前に昨季12勝でWHIP1.08のショーン・マネイア、昨季途中加入で3勝、奪三振率10.99のフランキー・モンタスの両投手が故障で戦列を離れたことで、当初は先発陣が大きな不安要素だったと指摘しながら、現在ローテーションを任されている各投手のパフォーマンスに言及。メッツで実績を残してきている千賀とピーターソンには、今季の内容を「決して驚きではない」と評価する一方で、今季チームに加入したホームズ、キャニングの2人に対しては、「嬉しいサプライズだ」と称えている。
また、防御率1位、6勝をマークする千賀の成績については、「一昨年の素晴らしいルーキーシーズンの再現」「2024年の故障を乗り越え、完全復活を果たした」などと賛辞を並べた。
さらに今後のメッツ投手陣について同メディアは、「2人の主力を欠く中でもローテーションは理想的な形で機能している。そして、マネイアとモンタスの復帰が間近に迫っていることを考えれば、この先発陣は今後、より強化されることになりそうだ」と“最強ローテ”の完成形を見通している。
今季、メッツは6月を迎えてもチーム防御率が全30球団中、唯一、2点台を記録している。このまま、投手陣全体が好調を維持すれば、早々に昨季に続くポストシーズン進出がみえてくるかもしれない。故障者の復帰も見込める状況にあり、その可能性は決して低くはないだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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