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ド軍の“もう1人の二刀流”のピッチングをパ軍シルバー・スラッガーが絶賛?「今まで見たなかで一番厄介なカッター」「皮肉じゃない」

THE DIGEST編集部

2025.06.11

野手登板で2回1/3を投げたK・ヘルナンデス。(C)Getty Images

野手登板で2回1/3を投げたK・ヘルナンデス。(C)Getty Images

 現地6月10日、ロサンゼルス・ドジャースと対戦したジャクソン・メリル中堅手(サンディエゴ・パドレス)が試合後に米スポーツ専門局『ESPN』のアルデン・ゴンザレス記者の取材に応じ、ある投手の球が「今までで一番厄介だった」と語った。

【動画】“特製ヘッドギア”を被り、マウンドに向かうK・ヘルナンデス
 その投手とは、野手登板したキケ・ヘルナンデス(ドジャース)だ。0対9とド軍の敗色濃厚となった6回2死の時点でマウンドに上がったK・ヘルナンデスは、打者13人と対戦して3安打2四球2失点。そのまま最終8回まで投げ切り、故障者続出で厳しい状況のドジャース投手陣の負担を減らした。

 そんなK・ヘルナンデスについて、昨季ルーキーながらシルバー・スラッガー賞を受賞したメリルは「今まで見たなかで一番厄介なカッターを投げてきたよ」とコメント。その発言は皮肉なのか、と尋ねられたところ、「皮肉じゃない」と断言したという。

 7回1死一塁の場面でメリルと対戦したK・ヘルナンデスは3球続けて80キロ前後のスライダーを投げ、昨季のシルバースラッガーをファーストゴロに打ち取った。また、その他の打者に対して投げたのも、ほとんどが同様のスライダーやカーブだったが、マーティン・マルドナド(パドレス)に1球だけゾーンの下に外れる137キロのカットボールを投げて四球となっていた。

 今季3試合4回1/3に登板したK・ヘルナンデスは22人の打者と対戦し、6安打2四球2失点(自責点1)を記録。2試合で野手登板したミゲル・ロハスが計19人と対戦し、3回7失点、6安打3本塁打という内容だったことを考えれば、想像以上に貴重な存在なのかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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