多くのファンが心待ちにしていた朗報だ。

　現地６月15日、ロサンゼルス・ドジャースの公式Xアカウントは、「ショウヘイ・オオタニ（大谷翔平）が明日の夜、サンディエゴ・パドレス戦で先発登板する」と投稿。ロサンゼルス・エンジェルス時代の2023年８月以来、約２年ぶりの復帰登板だが、良い意味で周囲の予想を覆す形となったこの電撃発表には、地元メディアも驚きを隠せない。
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　なかでも日夜ドジャースの情報を発信する『Dodgers Nation』は、公式Xを更新し、「二刀流スターが帰ってきた！」と興奮気味に反応。さらに記事内では、この電撃発表を「誰もが待ち望んでいたものだ」「大きなサプライズ」と表現し、「負傷者が多いドジャース投手陣の士気向上にもつながりそうだ」とチームへの影響を分析している。
  　また、米カリフォルニア州の地元紙『Los Angeles Times』は、「待ちに待った瞬間だ。ついに投げる準備が整った」と速報。10年総額７億ドル（当時約1015億円）の契約内容を振り返りつつ、「サイ・ヤング級の投球」に期待感をにじませると、「今後、数週間で投球数とイニング数を増やしていくための段階的なスタートとなりそうだ」と続けていた。

　エンジェルス時代には、通算86試合で38勝19敗、防御率3.01の成績を収めている日本の偉才。この日、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は本拠地でのサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に５対４で勝利した試合後の会見で、「ショウヘイがうずうずしている」と大谷の様子を明かしており、本人も久しぶりの復帰登板が待ちきれないようだ。

　会見内では、「おそらく１イニングではないか」とも詳細が示唆された投手・大谷の初陣。ついにベールを脱ぐ二刀流の雄姿から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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