７月24日、プロ野球の「マイナビオールスターゲーム2025」の第２戦が横浜スタジアムで行なわれている。2017年以来、８年ぶりのハマスタ開催は大盛り上がり。ゲーム開始に先立って実施された始球式では27年前の日本一バッテリーがハマスタに凱旋した。

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　マウンドに上がったのは日米通算381セーブを記録した佐々木主浩氏。絶対的守護神として、1998年に横浜を38年ぶりの日本一に導いた“ハマの大魔神”である。しかも捕手役には同じく横浜でバッテリーを組んだ谷繁元信氏が務め、打者役として日本ハムの新庄剛志監督が登場した。
  　現役時代と同じ背番号22のユニホームを身にまとった佐々木氏は新庄監督から空振りを奪った。そのあと両者はホームベース付近で固い握手を交わした。

　27年ぶりにハマスタで復活した黄金バッテリー。オールドファンをはじめ、球場に詰めかけたファンから佐々木、谷繫の両氏は大歓声を浴びた。

　またファーストピッチには、ロンドン五輪100メートル背泳ぎ銅、200メートル背泳ぎ銀メダリストの入江陵介さんがB'zの「ultra soul」のBGMに乗って登場。ゆったりとしたフォームから投じたボールは一塁側にそれてしまったが、入江さんはスマイル全開で声援に応えた。

　入江さんは現在シンガポールで開催中の世界水泳をPR。「皆さんの熱気でパワーを届けていただけたら」と話し、27日から開幕する競泳に応援を呼びかけた。

　全セの先発はファン投票で選出された村上頌樹（阪神）、全パは今季６勝を挙げている今井達也（西武）が登板。２回までを終わり、全パが６対１でリードしている。

取材・文●湯川泰佑輝（THE DIGEST編集部）

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