愛知県名古屋市のIGアリーナで3日間にわたって開催された八村塁(ロサンゼルス・レイカーズ)主催のバスケットボールキャンプ「BLACK SAMURAI 2025」は、大盛況のうちに幕を閉じた。
最終日の8月20日には、1万人を超える観客を集めて公開ワークアウトやキャンプ選抜選手による特別マッチが行なわれたが、最後のトークショーで、将来的な“日本帰還”を示唆する注目の発言があった。
MCを務めた佐々木クリス氏が「平均4.5年と言われるNBA選手のキャリアで、6シーズンを終え、7シーズン目に突入します。どんなことを大切にして歩んでいるのでしょうか」と問うと、八村は「NBAに入った時に、自分が7年間もプレーするなんて思い描いていなかった」と返し、次のように語った。
「NBAでやっていくうちに自分の中で目標が出てきて、“NBAで長くやりたい”、“NBAで優勝したい”という想いが出てきたんですけど、1年1年やっていくなかで自分のルーティンであったりメンタル面のことだったり、長いシーズンでも自分のパフォーマンスをしっかり発揮しながら戦っていくことを学びました」
続けて、具体的にどのくらいの期間をNBAで過ごしたいかと聞かれた八村は、いたずらっぽく笑いながら、「あぁ~でもやっぱり、日本でもやりたいんでね」とまさかの発言。「どのチームがいいですかね?みなさん」と“未来の新天地”を募ると、会場中から大きな拍手が沸き起こった。
もちろん、現在27歳と選手としてピークにあり、レイカーズで不動の先発の座を掴んだ八村は、当面はNBAで戦うつもりだ。自身のイベントのために集まったファンを前に、リップサービスの意味合いもあっただろう。
それでも、「まずはNBAで優勝を目指して、できる限りやってから日本に戻ってプレーしたいです。そこらへんはまだ、どれくらいかかるかはわかりませんが、待っててください」と、まんざらでもない口ぶりで将来のBリーグ入りを期待させた。
昨年のパリ五輪以降、日本代表の強化方針について苦言を呈してきた八村だが、この日の最後には今後の代表活動にも意欲的な姿勢を見せるなど、母国への愛は変わっていない様子。
5年後になるか10年後になるかはわからないが、NBAで確固たる実績を積んだ“Bリーガー八村塁”の姿が見られるかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部
八村塁、今後の日本代表参加を問われ「もちろんです」!ファンからの“直球質問”に笑顔で回答<DUNKSHOOT>
公開ワークアウトに1万人超え、物販には長蛇の列……NBA八村塁が国内で見せつけた桁外れの人気と集客力<DUNKSHOOT>
“167cmのビッグゲスト”に1万人が喝采!八村塁のキャンプに富樫勇樹がサプライズ登場、パリ五輪以来のチーム結成<DUNKSHOOT>
最終日の8月20日には、1万人を超える観客を集めて公開ワークアウトやキャンプ選抜選手による特別マッチが行なわれたが、最後のトークショーで、将来的な“日本帰還”を示唆する注目の発言があった。
MCを務めた佐々木クリス氏が「平均4.5年と言われるNBA選手のキャリアで、6シーズンを終え、7シーズン目に突入します。どんなことを大切にして歩んでいるのでしょうか」と問うと、八村は「NBAに入った時に、自分が7年間もプレーするなんて思い描いていなかった」と返し、次のように語った。
「NBAでやっていくうちに自分の中で目標が出てきて、“NBAで長くやりたい”、“NBAで優勝したい”という想いが出てきたんですけど、1年1年やっていくなかで自分のルーティンであったりメンタル面のことだったり、長いシーズンでも自分のパフォーマンスをしっかり発揮しながら戦っていくことを学びました」
続けて、具体的にどのくらいの期間をNBAで過ごしたいかと聞かれた八村は、いたずらっぽく笑いながら、「あぁ~でもやっぱり、日本でもやりたいんでね」とまさかの発言。「どのチームがいいですかね?みなさん」と“未来の新天地”を募ると、会場中から大きな拍手が沸き起こった。
もちろん、現在27歳と選手としてピークにあり、レイカーズで不動の先発の座を掴んだ八村は、当面はNBAで戦うつもりだ。自身のイベントのために集まったファンを前に、リップサービスの意味合いもあっただろう。
それでも、「まずはNBAで優勝を目指して、できる限りやってから日本に戻ってプレーしたいです。そこらへんはまだ、どれくらいかかるかはわかりませんが、待っててください」と、まんざらでもない口ぶりで将来のBリーグ入りを期待させた。
昨年のパリ五輪以降、日本代表の強化方針について苦言を呈してきた八村だが、この日の最後には今後の代表活動にも意欲的な姿勢を見せるなど、母国への愛は変わっていない様子。
5年後になるか10年後になるかはわからないが、NBAで確固たる実績を積んだ“Bリーガー八村塁”の姿が見られるかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部
八村塁、今後の日本代表参加を問われ「もちろんです」!ファンからの“直球質問”に笑顔で回答<DUNKSHOOT>
公開ワークアウトに1万人超え、物販には長蛇の列……NBA八村塁が国内で見せつけた桁外れの人気と集客力<DUNKSHOOT>
“167cmのビッグゲスト”に1万人が喝采!八村塁のキャンプに富樫勇樹がサプライズ登場、パリ五輪以来のチーム結成<DUNKSHOOT>