2016年のドラフト全体1位指名でフィラデルフィア・セブンティシクサーズに指名されたベン・シモンズ。オーストラリア出身、208㎝・109㎏の大型司令塔は、新人王獲得、2年目から3年連続でオールスターに選出され、将来を嘱望された。しかし、シュート力の課題に加え、慢性的な背中の故障によりキャリアが停滞し、ここ数年は本来の力を発揮できていない。
本人は『The Athletic』のインタビューで「毎日、座る時も、眠る時も、飛行機に乗る時も背中のことを考えている。人々はそれがどんなことか理解していない」と背中のケガが日常生活にも影響を及ぼしていたことを明かした。
プロ9年間の通算成績は、平均13.1点、7.4リバウンド、7.2アシスト、1.5スティール、19-20シーズンにはスティール王に輝いたように、シクサーズ時代は主力の一角として活躍した。
一方で2度のシーズン全休をはじめ、ケガの多さが難点で、直近4シーズンの出場率は3分の1程度。24-25シーズンはブルックリン・ネッツとロサンゼルス・クリッパーズで51試合に出場したものの、体調は「20~30%程度」だったという。
シモンズはケガを抱えたままプレーを続けることに区切りをつけ、今夏はNBAチームとの契約を見送り、リハビリに専念。今季後半または2026-27シーズンの復帰を視野に、ロサンゼルスで「再発に耐えられる身体作り」を進めている。
「もうすぐ30歳になる。だから今は“ベン・シモンズにとって最善の決断”をしないといけない。動けず、跳べず、当たりにもいけない状態でプレーしても楽しくない。時には、自分の感覚に従って、自分にとって何が一番かを選ばないといけない。みんなに理解してもらえるとは限らないけど、彼らは僕の立場じゃないからね」とシモンズ。
現在はシュートの感覚も改善し、フックシュートを打っても痛みを感じなくなるなど、回復は順調だという。
それでも、シクサーズ時代の移籍問題や長期離脱により、世間から厳しい批判を浴び、評価は低下。SNSではいまだに21年プレーオフの“ダンク回避”の場面を揶揄する声もある。
スタッツを見ても、シクサーズでは平均15.9点、8.1リバウンド、7.7アシスト、1.5スティールだったが、退団後は平均5.9点、5.8リバウンド、5.8アシスト、1.0スティールと、かつてのオールスターの姿は見る影もない。
なお、シモンズはケガのリハビリと同時に、幼少期から親しんできた釣りを事業としても拡張。スポーツ・フィッシング・チャンピオンシップのチームに出資し、競技委員会にも参加するなど発展に関わっている。本人曰く、釣りはバスケットボールから離れられる「心の拠り所」で、将来のライフワークとしても位置づけている。
シモンズ自身、「あの時こうしていればよかった、と思うことはある」とキャリアの後悔を口にしながらも、「でも今は過去から前に進もうとしている」と前を向いた。
来年7月に30歳を迎えるオールラウンダーは、再びNBAの舞台に立つことができるのか、それともセカンドキャリアをスタートさせるのか。その動向に注目が集まる。
構成●ダンクシュート編集部
クリッパーズのシモンズがロス五輪出場に意欲「僕はいつだってプレーしたいと思ってきた。健康体なら間違いなく出場したい」<DUNKSHOOT>
「NBAでプレーすることに集中すべき」名手ペイトンが悩めるシモンズに助言「やるべきことをやれば大丈夫だ」<DUNKSHOOT>
「高校時代、彼のショットは非常に良かった」恩師がシモンズの問題点を指摘「フィジカル面より…」<DUNKSHOOT>
本人は『The Athletic』のインタビューで「毎日、座る時も、眠る時も、飛行機に乗る時も背中のことを考えている。人々はそれがどんなことか理解していない」と背中のケガが日常生活にも影響を及ぼしていたことを明かした。
プロ9年間の通算成績は、平均13.1点、7.4リバウンド、7.2アシスト、1.5スティール、19-20シーズンにはスティール王に輝いたように、シクサーズ時代は主力の一角として活躍した。
一方で2度のシーズン全休をはじめ、ケガの多さが難点で、直近4シーズンの出場率は3分の1程度。24-25シーズンはブルックリン・ネッツとロサンゼルス・クリッパーズで51試合に出場したものの、体調は「20~30%程度」だったという。
シモンズはケガを抱えたままプレーを続けることに区切りをつけ、今夏はNBAチームとの契約を見送り、リハビリに専念。今季後半または2026-27シーズンの復帰を視野に、ロサンゼルスで「再発に耐えられる身体作り」を進めている。
「もうすぐ30歳になる。だから今は“ベン・シモンズにとって最善の決断”をしないといけない。動けず、跳べず、当たりにもいけない状態でプレーしても楽しくない。時には、自分の感覚に従って、自分にとって何が一番かを選ばないといけない。みんなに理解してもらえるとは限らないけど、彼らは僕の立場じゃないからね」とシモンズ。
現在はシュートの感覚も改善し、フックシュートを打っても痛みを感じなくなるなど、回復は順調だという。
それでも、シクサーズ時代の移籍問題や長期離脱により、世間から厳しい批判を浴び、評価は低下。SNSではいまだに21年プレーオフの“ダンク回避”の場面を揶揄する声もある。
スタッツを見ても、シクサーズでは平均15.9点、8.1リバウンド、7.7アシスト、1.5スティールだったが、退団後は平均5.9点、5.8リバウンド、5.8アシスト、1.0スティールと、かつてのオールスターの姿は見る影もない。
なお、シモンズはケガのリハビリと同時に、幼少期から親しんできた釣りを事業としても拡張。スポーツ・フィッシング・チャンピオンシップのチームに出資し、競技委員会にも参加するなど発展に関わっている。本人曰く、釣りはバスケットボールから離れられる「心の拠り所」で、将来のライフワークとしても位置づけている。
シモンズ自身、「あの時こうしていればよかった、と思うことはある」とキャリアの後悔を口にしながらも、「でも今は過去から前に進もうとしている」と前を向いた。
来年7月に30歳を迎えるオールラウンダーは、再びNBAの舞台に立つことができるのか、それともセカンドキャリアをスタートさせるのか。その動向に注目が集まる。
構成●ダンクシュート編集部
クリッパーズのシモンズがロス五輪出場に意欲「僕はいつだってプレーしたいと思ってきた。健康体なら間違いなく出場したい」<DUNKSHOOT>
「NBAでプレーすることに集中すべき」名手ペイトンが悩めるシモンズに助言「やるべきことをやれば大丈夫だ」<DUNKSHOOT>
「高校時代、彼のショットは非常に良かった」恩師がシモンズの問題点を指摘「フィジカル面より…」<DUNKSHOOT>
関連記事
- クリッパーズのシモンズがロス五輪出場に意欲「僕はいつだってプレーしたいと思ってきた。健康体なら間違いなく出場したい」<DUNKSHOOT>
- 「NBAでプレーすることに集中すべき」名手ペイトンが悩めるシモンズに助言「やるべきことをやれば大丈夫だ」<DUNKSHOOT>
- 「高校時代、彼のショットは非常に良かった」恩師がシモンズの問題点を指摘「フィジカル面より…」<DUNKSHOOT>
- 「みんなが3ポイントを多く打つようになったが、誰も近づけていない」カーHCが語るカリーの“異次元シーズン”<DUNKSHOOT>
- いまだ色褪せない河村勇輝の“ノールック背面パス”が堂々の9位にランクイン!NBAが2025年のトップ10アシストを公開<DUNKSHOOT>




