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NBA

「俺の才能は偉大な選手と肩を並べる」マッグレディが自身の低評価に“待った”「シャックともレブロンとも共闘していない」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.07.31

マッグレディは自身の才能を「偉大な選手たちと肩を並べる」と主張した。(C)Getty Images

マッグレディは自身の才能を「偉大な選手たちと肩を並べる」と主張した。(C)Getty Images

 かつてオーランド・マジックやヒューストン・ロケッツなどで活躍したトレイシー・マッグレディ。彼の全盛期のパフォーマンスは、NBA史上で見てもトップクラスだったと言っていいだろう。

 マジック時代の2001年に平均26.8点をマークしMIPに輝くと、2003、04年にはそれぞれ平均32.1点、28.0点を叩き出し2シーズン続けて得点王を獲得。オールNBAチームには1stに2回(2002、03)、2ndに3回(2001、04、07)、3rdに2回(2005、08)選ばれたほか、オールスターにも2001~07年まで7シーズン続けて選出(うち6度は先発出場)されるなど、2000年代はリーグ最高級の人気と実力を誇るスコアラーとして君臨した。

 ただ、2004年にロケッツへ移籍して以降は故障が増え、20代後半からキャリアは徐々に下降線に。短い全盛期に終わったことに加え、プレーオフで勝てなかった点はマイナスで、NBA75周年記念チームからも漏れたように、キャリア全体で見ればそれほど高い評価は得られていない。
 
 それでもマッグレディ自身は、自分の才能はどんなレジェンドと比較しても決して見劣りしないと自負しているようだ。また、大舞台で勝てなかったのはレジェンド級の選手と一緒にプレーできなかったからだと、スポーツジャーナリストのライエン・ルシーロのポッドキャスト番組『The Ryen Russillo Podcast』にゲスト出演した際に語った。

「俺のタレントレベルは、間違いなくこのゲームをプレーしてきた偉大な選手たちと肩を並べるものだった。シャック(シャキール・オニール/元ロサンゼルス・レイカーズほか)と一緒にプレーしたわけじゃない。レブロン(ジェームズ/レイカーズ)ともプレーしていない。ヤオ(ミン/元ロケッツ)は最高のチームメイトだったけど、俺たちは健康体を保てなかった」

 そうマッグレディが話したように、ピーク時の彼はアンストッパブルだったし、ヤオを除いて確かに相棒に恵まれていなかった感もある。もしマッグレディが故障体質でなければ、もし強力なチームメイトとともにプレーできていたら、選手としての評価は大きく変わっていたことだろう。

構成●ダンクシュート編集部

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