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NBA

「人生最高の日だ」“父でありエース”のドンチッチが第一子誕生の喜びと敗戦の反省を語る「いいプレーを何度もやらなきゃ」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.12.04

パパになったドンチッチのさらなる飛躍に期待だ。(C)Getty Images

パパになったドンチッチのさらなる飛躍に期待だ。(C)Getty Images

 現地時間12月1日と2日(日本時間2日と3日)、ダラス・マーベリックスはメンフィス・グリズリーズ、オクラホマシティ・サンダーと連戦を行なうも、それぞれ94-108、120-126で敗れ、連敗を喫した。

 このバック・トゥ・バックの一戦目、マーベリックスはエースのルカ・ドンチッチが今季初めて欠場。といっても、故障やコンディション不良が原因ではない。今夏に結婚したアナマリア・ゴルテスとの間に、第一子が誕生したからだ。

 2日のサンダー戦に敗れた後の記者会見で、パパになった喜びを語ったドンチッチ。しかし同時に、敗戦に対する反省も述べるなど“大黒柱としての頼もしさ”も感じさせた。

「赤ちゃんを授かり、人生最高の日になった。けれど、今日の試合もジェットコースターのようだった。この試合に勝てなかったのはとても残念だが、僕たちは凄く、凄く努力をした。第3、4クォーターの僕たちは素晴らしかったよ。これを何度もやらなきゃ。多くの試合に勝つためにね」
 
 この日のマーベリックスは、サンダー相手に最大24点のビハインドを背負いながらも、後半に1996-97シーズン以降のNBA記録となる30-0の猛攻を仕掛け、一気に逆転。ドンチッチも36得点、15リバウンド、18アシスト、2スティール、2ブロックとモンスタースタッツを叩き出したものの、2枚看板の1人カイリー・アービングを欠いたことも響き、最後は競り負けてしまった。

 悔しい敗戦を喫したとはいえ、今季もドンチッチは平均31.4点、8.4リバウンド、8.4アシストとMVP級の活躍を披露。チームも11勝8敗(勝率57.9%)を記録し、群雄割拠のウエスタン・カンファレンスで6位につけている。

 娘を授かり、父となって迎えた最初のゲームで、その喜びを爆発させるようにハイパフォーマンスを見せたドンチッチ。責任感も新たに、さらなる飛躍に期待したい。

構成●ダンクシュート編集部

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