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NBA

レブロンが考える“最も影響を与えた”選手は「ステフとアイバーソン」。テイタムも高評価「今後、峠を越すのを見てみたい」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2024.03.21

レブロンが、同い年のレディックとのトークでカリーやアイバーソン、テイタムについて語った。(C)Getty Images

レブロンが、同い年のレディックとのトークでカリーやアイバーソン、テイタムについて語った。(C)Getty Images

 レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)とJJ・レディック(元ロサンゼルス・クリッパーズほか)によるポッドキャスト番組『Mind the Game』の初回フルエピソードが、3月19日にYouTubeなどへ公開された。

 友人のレブロンがポッドキャスト界へ進出したことを受け、同じくこの日に最新エピソードを公開したドレイモンド・グリーン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)は、自身のポッドキャスト番組『The Draymond Green show』にて「まったく、俺は気が動転しているよ。(レブロンは)まだ俺の番組にも出ていないじゃないか」とチクリ。

 バスケットボールについて語り尽くすことを目的に始動させた『Mind the Game』は、YouTubeで43分58秒の尺で配信。テーブルの上に並べたワインを挟んで、両者がフランクにトークを展開していった。

 そのなかでレブロンは、「ゲームを観始めてから、最も影響を与えた人物」について、次のように語っている。

「もちろん、マイク(マイケル・ジョーダン)の功績はみんな知っている。(ただ)俺がゲームを追いかけ始めてからでは、ステフとアレン・アイバーソンが最も影響力のある2人だ」
 
 レブロンはキャリア初期に対戦したアイバーソン、そしてステフことウォリアーズのステフィン・カリーを挙げた。

「AI(アイバーソン)には信じられないくらいのクロスオーバーがあり、コーンロウ(編み込みの髪型)、アームスリーブも着けていた。今では誰もがアームスリーブを着用しているが、それはアレン・アイバーソンの影響だ。それに大柄な選手越しに次々とレイアップを決めた。そして現在は、まるでエンパイアステートビルからシュートしてしまうステフがいる。ゲームを変えた最も影響力のある2人だ。子どもたちはあの2人を毎晩観たがっていた」

 183cm(実際にはそれ以下とも)のサイズながら、抜群のスピードとドリブルを武器にリングへアタックし、コートに倒されるたびに立ち上がって戦い続けたアイバーソンと、驚異的なシュート力を駆使してリーグを3ポイント全盛へ誘ったカリーは、レブロンから見ても強烈だったのだろう。
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