専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

「カイリーは老いてきてるね(笑)」ドンチッチが“最強の相棒”アービングをジョーク交じりにイジる<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.06.01

相棒アービング(左)について、ドンチッチはジョーク交じりで「老いてきている」とイジった。(C)Getty Images

相棒アービング(左)について、ドンチッチはジョーク交じりで「老いてきている」とイジった。(C)Getty Images

 現地時間5月30日(日本時間31日、日付は以下同)、ダラス・マーベリックスはミネソタ・ティンバーウルブズとのウエスタン・カンファレンス決勝第5戦に124-103で快勝。シリーズ成績を4勝1敗とし、優勝した2011年以来となるNBAファイナル進出を決めた。

 この試合、マブズが誇る超強力オフェンシブデュオが序盤から暴れ回った。ルカ・ドンチッチが第1クォーターだけでウルブズの総得点(19)を上回る20得点を稼ぎ出せば、第2クォーターはカイリー・アービングが15得点を奪取。最終的にどちらも36得点、計72得点をマークし、ウルブズをブローアウトした。

 大黒柱ドンチッチにとって、キャリア6年目で初めてのNBAファイナル到達。これまでのプレーオフ最高成績は2021-22シーズンのカンファレンス決勝進出だったが、第5戦後の会見で「当時のチームと今では経験値が違うと思う?」と問われると、ジョークを交えながらこう答えた。

「逆かな、(今の)僕たちの方が若いチームだと思う。いやごめん、カイリー以外か。カイリーは老いてきているね(笑)」
 
 笑顔でそう語ったドンチッチ。確かに、2022年と現在のチームの主力を比べると、2022年はドンチッチ(当時23歳)とジェイレン・ブランソン(当時25歳/現ニューヨーク・ニックス)以外は大半が20代後半~30代だった。

 一方で現ロスターは、ウルブズとのシリーズでローテーション入りしていたメンバーを見てみると、ドンチッチ、PJ・ワシントン、ダニエル・ギャフォード(いずれも25歳)、新人デレック・ライブリー二世(20歳)、ジョシュ・グリーン(23歳)、ジェイデン・ハーディー(21歳)、デリック・ジョーンズJr.(27歳)、ダンテ・エクサム(28歳)と、20代前半~中盤が中核を担っている。

 そのなかで、現在32歳、キャリア13年目を迎えるアービングは、大ベテランの域に達しつつあると言っていいだろう。しかし優勝1度、ファイナル進出3度を誇る豊富な経験とリーダーシップ、そして今シリーズでも見せつけたようにゲーム終盤の抜群の勝負強さは、ほとんどがファイナル未経験の若いチームが頂点を狙うにあたって、大きな助けとなるに違いない。

構成●ダンクシュート編集部

【PHOTO】レブロン級の逸材!スロベニアが生んだ若き天才、ルカ・ドンチッチの厳選フォト集!
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号