アンソニー・エドワーズの発言による波紋が、今なお広がり続けているようだ。
ミネソタ・ティンバーウルブズの若き主砲エドワーズは、昨季平均25.9点を叩き出してオールスター&オールNBA2ndチーム入りするとともに、MVP投票では7位にランクイン。チームを56勝26敗(勝率68.3%)の好成績&ウエスタン・カンファレンス決勝に導く原動力となった。さらに、今夏にはアメリカ代表の一員として金メダル獲得に貢献するなど、キャリアの絶頂期を迎えつつある。
そんな彼が、8月19日に米メディア『The Wall Street Journal』へ公開されたインタビューで放った「(昔のNBAは)誰でもスキルが備わっていたとは思っていない。本物のスキルが備わっていたのはたった1人(マイケル・ジョーダン)だけ。でも今じゃ誰にでもスキルが備わっている」という発言は、当然ながら大きな話題に。
マジック・ジョンソン(元ロサンゼルス・レイカーズ)が「優勝したことがない奴の声には応じない」と一刀両断すれば、ウルブズOBのケビン・ガーネットも「この世代の誰も20年前にプレーできたとは思わない」「俺は君の味方だ。だが、君の言っていることは意味不明だ」とバッサリ。レジェンドたちが次々と苦言を呈することとなった。
するとこのガーネットの「この世代の誰も20年前にプレーできたとは思わない」という発言に、アメリカの名物コメンテーターとして知られるスティーブン・A・スミス氏が反論。同氏はエドワーズの発言に対し「彼は当時を知らないだけ」と否定的だったものの、ガーネットのコメントについては、自身のYouTubeチャンネルでレブロン・ジェームズ(レイカーズ)やステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)を引き合いに出し、異議を唱えた。
「6フィート9インチに260ポンド(206cm・118kg/公称は113kg)のレブロンが、昔のフィジカルに対応できなかったとは言えない。選手たちを蹂躙し続けている彼ならね。ステフ・カリーも昔のリーグでプレーできただろう。誰もあのようなシュート力は授かっていないからね。レブロン・ジェームズ?時代なんて関係ないだろうよ」
確かに現役2トップの両スーパースターなら、どの時代でも活躍できていたかもしれない。いずれにせよ、この議論はもうしばらく続きそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
【画像】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
ミネソタ・ティンバーウルブズの若き主砲エドワーズは、昨季平均25.9点を叩き出してオールスター&オールNBA2ndチーム入りするとともに、MVP投票では7位にランクイン。チームを56勝26敗(勝率68.3%)の好成績&ウエスタン・カンファレンス決勝に導く原動力となった。さらに、今夏にはアメリカ代表の一員として金メダル獲得に貢献するなど、キャリアの絶頂期を迎えつつある。
そんな彼が、8月19日に米メディア『The Wall Street Journal』へ公開されたインタビューで放った「(昔のNBAは)誰でもスキルが備わっていたとは思っていない。本物のスキルが備わっていたのはたった1人(マイケル・ジョーダン)だけ。でも今じゃ誰にでもスキルが備わっている」という発言は、当然ながら大きな話題に。
マジック・ジョンソン(元ロサンゼルス・レイカーズ)が「優勝したことがない奴の声には応じない」と一刀両断すれば、ウルブズOBのケビン・ガーネットも「この世代の誰も20年前にプレーできたとは思わない」「俺は君の味方だ。だが、君の言っていることは意味不明だ」とバッサリ。レジェンドたちが次々と苦言を呈することとなった。
するとこのガーネットの「この世代の誰も20年前にプレーできたとは思わない」という発言に、アメリカの名物コメンテーターとして知られるスティーブン・A・スミス氏が反論。同氏はエドワーズの発言に対し「彼は当時を知らないだけ」と否定的だったものの、ガーネットのコメントについては、自身のYouTubeチャンネルでレブロン・ジェームズ(レイカーズ)やステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)を引き合いに出し、異議を唱えた。
「6フィート9インチに260ポンド(206cm・118kg/公称は113kg)のレブロンが、昔のフィジカルに対応できなかったとは言えない。選手たちを蹂躙し続けている彼ならね。ステフ・カリーも昔のリーグでプレーできただろう。誰もあのようなシュート力は授かっていないからね。レブロン・ジェームズ?時代なんて関係ないだろうよ」
確かに現役2トップの両スーパースターなら、どの時代でも活躍できていたかもしれない。いずれにせよ、この議論はもうしばらく続きそうだ。
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