今夏のパリ五輪で、バスケットボール男子アメリカ代表は見事に金メダルを獲得。レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)、ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、ケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)ら豪華ロスターを形成し、大会5連覇を成し遂げた。
しかしその裏で、賛否両論が巻き起こる出来事もあった。チームに12人のスーパースターが集結した影響もあり、すべての選手に平等にプレータイムが与えられず。なかでもジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)とタイリース・ハリバートン(インディアナ・ペイサーズ)は限られた出番のみで大会が終了した。
とりわけ昨季王者セルティックスのエースで、3シーズン連続でオールNBA1stチーム入りしているテイタムが2試合でローテーション外となったことについては、指揮を執ったスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)への疑問の声が噴出。おそらく今季、ウォリアーズがセルティックスの本拠地TDガーデンに乗り込んだ際には、カーHCに容赦ないブーイングが浴びせられるに違いない。
ただ、さすが百戦錬磨の名将、まるで意に介していないようだ。『NBA.com』のスティーブ・アシュバーナーにそのことを問われたカーHCは、笑いながらこう答えた。
「彼ら(セルティックスのファン)は、私に容赦なく怒りをぶつけてくるだろうね。でも、それで構わないよ」
さらにカーHCは、不遇を味わいながらもプロフェッショナルに徹したテイタムとハリバートンを称賛した。
「彼らは素晴らしかった。ジェイソンはとてもうまく対処してくれた。明らかにメディアの話題となったが、これ以上ないほどうまく対応してくれたね。タイリースも同じさ。最初の夜に話し合っていたんだ。12人のスーパースターがいて、コンスタントに出場できるのはおそらく9人くらいしかいないとね。
彼らは本当にプロフェッショナルに対応し、互いを助け合っていた。彼らのことを誇りに思うよ」
ただ、そう絶賛したところで、セルティックスファンの怒りはそう簡単に収まらないだろう。今季のウォリアーズが敵地ボストンで戦うのは、現地時間11月6日(日本時間7日)が最初で最後。2022年のファイナルでセルティックスがウォリアーズに敗れた“恨み”も含めて、異様な雰囲気となりそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
【画像】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
しかしその裏で、賛否両論が巻き起こる出来事もあった。チームに12人のスーパースターが集結した影響もあり、すべての選手に平等にプレータイムが与えられず。なかでもジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)とタイリース・ハリバートン(インディアナ・ペイサーズ)は限られた出番のみで大会が終了した。
とりわけ昨季王者セルティックスのエースで、3シーズン連続でオールNBA1stチーム入りしているテイタムが2試合でローテーション外となったことについては、指揮を執ったスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)への疑問の声が噴出。おそらく今季、ウォリアーズがセルティックスの本拠地TDガーデンに乗り込んだ際には、カーHCに容赦ないブーイングが浴びせられるに違いない。
ただ、さすが百戦錬磨の名将、まるで意に介していないようだ。『NBA.com』のスティーブ・アシュバーナーにそのことを問われたカーHCは、笑いながらこう答えた。
「彼ら(セルティックスのファン)は、私に容赦なく怒りをぶつけてくるだろうね。でも、それで構わないよ」
さらにカーHCは、不遇を味わいながらもプロフェッショナルに徹したテイタムとハリバートンを称賛した。
「彼らは素晴らしかった。ジェイソンはとてもうまく対処してくれた。明らかにメディアの話題となったが、これ以上ないほどうまく対応してくれたね。タイリースも同じさ。最初の夜に話し合っていたんだ。12人のスーパースターがいて、コンスタントに出場できるのはおそらく9人くらいしかいないとね。
彼らは本当にプロフェッショナルに対応し、互いを助け合っていた。彼らのことを誇りに思うよ」
ただ、そう絶賛したところで、セルティックスファンの怒りはそう簡単に収まらないだろう。今季のウォリアーズが敵地ボストンで戦うのは、現地時間11月6日(日本時間7日)が最初で最後。2022年のファイナルでセルティックスがウォリアーズに敗れた“恨み”も含めて、異様な雰囲気となりそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
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