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NBA

“神様”ジョーダンが晩年に残した偉大な記録。カーターとパリッシュは43歳でコートに【チーム別年長記録一覧/イースト編】<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.09.20

ジョーダンはブルズで引退後、2001年にウィザーズで復帰。最終年は40歳でフル出場を果たした。(C)Getty Images

ジョーダンはブルズで引退後、2001年にウィザーズで復帰。最終年は40歳でフル出場を果たした。(C)Getty Images

 NBAの新シーズン開幕まで残り1か月。現地10月22日のオープニングゲームでは、昨季王者のボストン・セルティックス対ニューヨーク・ニックス、ロサンゼルス・レイカーズ対ミネソタ・ティンバーウルブズの東西2試合が行なわれる。

 開幕戦では、いきなりNBA記録に並ぶ瞬間が見られるだろう。レイカーズのレブロン・ジェームズは昨季終了時点で、プレー年数21年で歴代2位。新たに22年目を迎えた時点で、ヴィンス・カーターに並びリーグトップタイに躍り出る。

 39歳は現役最年長。もっとも、年齢だけで言えばリーグ史上最高齢はリーグ草創期に45歳でプレーしたナット・ヒッキーが記録保持者となっている。同選手はわずか2試合のみの出場に終わっており、いまだ第一線を走り続けるレブロンとは比べるべくもないが、40代を超えてもなお、NBAのコートに立った猛者はほかにも存在する。

 ここでは各球団の最年長選手を紹介していこう。こちらはイースタン・カンファレンス編だ。

■NBA各チームの最年長選手
※年齢は、選手が当該球団でレギュラーシーズン最後に出場した時点のもの。

<シカゴ・ブルズ>
ロバート・パリッシュ:43歳232日
(1996-97シーズン:43試合、平均3.7点、2.1リバウンド)

<アトランタ・ホークス>
ヴィンス・カーター:43歳45日
(2019-20シーズン:60試合、平均5.0点、2.1リバウンド)

<マイアミ・ヒート>
ユドニス・ハズレム:42歳304日
(2022-23シーズン:7試合、平均3.9点、1.6リバウンド)

<シャーロット・ホーネッツ>
ロバート・パリッシュ:42歳235日
(1995-96シーズン:74試合、平均3.9点、4.1リバウンド)

<ニューヨーク・ニックス>
ハーブ・ウィリアムズ:41歳75日
(1998-99シーズン:6試合、平均1.7点、1.0リバウンド)
 
<ボストン・セルティックス>
ロバート・パリッシュ:40歳237日
(1993-94シーズン:74試合、平均11.7点、7.3リバウンド)

<トロント・ラプターズ>
ジョン・ロング:40歳235日
(1996-97シーズン:32試合、平均4.0点、1.3リバウンド)

<フィラデルフィア・セブンティシクサーズ>
リック・マホーン:40歳225日
(1998-99シーズン:16試合、平均0.8点、1.4アシスト)

<ミルウォーキー・バックス>
ジェイソン・テリー:40歳208日
(2017-18シーズン:51試合、平均3.3点、1.2アシスト)

<ブルックリン・ネッツ>
ジャマール・クロフォード:40歳137日
(2019-20シーズン:1試合、平均5.0点、3.0アシスト)

<ワシントン・ウィザーズ>
マイケル・ジョーダン:40歳58日
(2002-03シーズン:82試合、平均20.0点、6.1リバウンド)

<オーランド・マジック>
ダニー・シェイズ:39歳360日
(1998-99シーズン:19試合、平均1.5点、0.7リバウンド)

<インディアナ・ペイサーズ>
サム・パーキンス:39歳301日
(2000-01シーズン:64試合、平均3.8点、2.6リバウンド)

<デトロイト・ピストンズ>
リック・マホーン:39歳208日
(1997-98シーズン:59試合、平均2.4点、3.3リバウンド)

<クリーブランド・キャバリアーズ>
アンダーソン・ヴァレジャオ:38歳228日
(2020-21シーズン:5試合、平均2.6点、4.0リバウンド)

 通算出場試合数でNBA歴代最多(1611試合)を誇るパリッシュは、全盛期を過ごしたセルティックスのほか、晩年に所属したホーネッツ、ブルズでも年長記録を保持。年長記録で歴代4位のカーターは史上唯一の4つの年代(1990年代、2000年代、2010年代、2020年代)でプレーした選手である。

 特筆すべきは“神様”ジョーダン。大半が主力の座を離れているなか、キャリア最終年もシーズン全82試合に出場し、平均20点をクリアしている。今年12月30日に同じ40歳を迎えるレブロンはそれを上回るスタッツを残せそうだが、フル出場は至難の業だろう。

構成●ダンクシュート編集部
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