現地時間10月15日(日本時間16日、日付は以下同)、ゴールデンステイト・ウォリアーズはネバダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナでロサンゼルス・レイカーズ相手に111-97で勝利し、プレシーズンの成績を5戦無敗とした。
ウォリアーズはステフィン・カリーが16得点、ドレイモンド・グリーンが10得点、10リバウンド、アンドリュー・ウィギンズとジョナサン・クミンガが11得点、べんちからモーゼス・ムーティ―が21得点、カイル・アンダーソンが10得点の活躍を見せた。
一方で、今夏にフィラデルフィア・セブンティシクサーズから加入したバディ・ヒールドは10得点をあげるも、3ポイントは9本中2本の成功にとどまった。
とはいえ、31歳のウイングプレーヤーはここまでプレシーズン5試合に出場し、平均11.8点、2.2リバウンド、1.2アシストに3ポイント成功率46.9%で平均3.0本成功と、上々の仕上がりを見せている。
とりわけ好調だったのは、9日に敵地ゴールデン1センターで行なわれたサクラメント・キングス戦だ。リーグ屈指のスナイパーは6本の3ポイント成功を含むゲームハイの22得点に3リバウンド、1アシストをマークした。
NBAキャリア8年を誇るヒールドにとって、キングスはニューオリンズ・ペリカンズからトレードで加入したルーキーシーズン(2016-17)途中から2021-22シーズン途中まで約5シーズン在籍した古巣。当時の同僚で現在もチームに残っているのはディアロン・フォックス1人だけだが、キングスは今でも特別な球団のようだ。
14日にキングスの地元メディア『Sacramento Bee』へ公開された記事の中で、ヒールドは「あそこはキャリアをスタートさせて、自分のことを知らしめることになった場所だから、これからも一生忘れることはない」と話していた。
そしてオーナーのヴィベック・ラナディブと当時ゼネラルマネージャー(GM)を務めていたブラデ・ディバッツに感謝の言葉を述べていた。
「サクラメントのことはこの先もずっと愛し続けるよ。あそこは自分のキャリアをスタートさせた場所と言っていいからね。僕へ関心を示し、この街と組織のためにプレーする機会を与えてくれたブラデとヴィベックには感謝の気持ちをずっと持っている」
ウォリアーズはカリー、グリーンとともにビッグ3を形成し、4度の優勝を飾ったクレイ・トンプソンが今オフの6チーム間トレードでダラス・マーベリックスへ移籍した。
チームはそのトレードでヒールドとアンダーソンを加えたほか、ディアンソニー・メルトンとも契約を締結。ウィギンズやクミンガ、ブランディン・ポジェムスキー、ムーディー、トレイス・ジャクソン・デイビス、ケボン・ルーニーといった既存の選手たちとともにプレーオフ復帰を狙う。
ヒールドはカリーとポジェムスキー、ウィギンズのバックアップを務めることが予想される。新天地では控えとなるが、持ち前のクイックリリースで射抜くアウトサイドショットは健在だけに、9年目の今季も平均2桁得点が期待できそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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一方で、今夏にフィラデルフィア・セブンティシクサーズから加入したバディ・ヒールドは10得点をあげるも、3ポイントは9本中2本の成功にとどまった。
とはいえ、31歳のウイングプレーヤーはここまでプレシーズン5試合に出場し、平均11.8点、2.2リバウンド、1.2アシストに3ポイント成功率46.9%で平均3.0本成功と、上々の仕上がりを見せている。
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そしてオーナーのヴィベック・ラナディブと当時ゼネラルマネージャー(GM)を務めていたブラデ・ディバッツに感謝の言葉を述べていた。
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ヒールドはカリーとポジェムスキー、ウィギンズのバックアップを務めることが予想される。新天地では控えとなるが、持ち前のクイックリリースで射抜くアウトサイドショットは健在だけに、9年目の今季も平均2桁得点が期待できそうだ。
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