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NBA

今季のウォリアーズは「たくさんの人を驚かせる」?OBデイビスが番狂わせを期待「昨年より良くなるだろう」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2024.10.21

はたして今季のウォリアーズは、周囲の低評価を覆すことができるのか。(C)Getty Images

はたして今季のウォリアーズは、周囲の低評価を覆すことができるのか。(C)Getty Images

 現地時間10月20日(日本時間21日、日付は以下同)、米メディア『Clutch Points』に、バロン・デイビス(元ゴールデンステイト・ウォリアーズほか)の単独インタビューが公開された。

 NBAキャリア13シーズンでオールスターに2度選ばれた191cm・96kgのポイントガードは、持ち前のパワーとクイックネスを発揮して通算835試合で平均16.1点、3.8リバウンド、7.2アシスト、1.83スティールをマーク。

 そのうち、ウォリアーズには2004-05シーズンの途中から2007-08シーズンまで3年半在籍。227試合に出場して平均20.1点、4.4リバウンド、8.1アシスト、2.05スティールの成績を残した。

 在籍中にプレーオフへ駒を進めたのは2007年のみながら、ドン・ネルソンHC(ヘッドコーチ)の下で超攻撃的チームを作り上げたこの年のウォリアーズは、ウエスタン・カンファレンス8位の42勝40敗(勝率51.2%)をマーク。リーグベストの67勝15敗(勝率81.7%)で第1シードに入ったダラス・マーベリックスを4勝2敗で撃破する大番狂わせを演じてみせた。
 
 カンファレンス・セミファイナルこそユタ・ジャズ相手に1勝4敗で敗れたとはいえ、マブズ相手の“アップセット”はインパクト絶大。そのチームにおいて、デイビスはスティーブン・ジャクソンやジェイソン・リチャードソン、マット・バーンズらとともに主軸を務めた。

 2015~22年までの8シーズンで4度のリーグ制覇を成し遂げた現ウォリアーズは、スティーブ・カーHCの下、ステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンのビッグ3を中心に王朝を構築。

 もっとも、昨季はウエスト10位の46勝36敗(勝率56.1%)でレギュラーシーズンを終え、サクラメント・キングスとのプレーイン・ゲームを落としたことで、3年ぶりにプレーオフ不出場。さらにオフにはトンプソン(現マブズ)、クリス・ポール(現サンアントニオ・スパーズ)、ダリオ・シャリッチ(現デンバー・ナゲッツ)が退団した。

 今季のウォリアーズを優勝候補に挙げる識者は皆無に等しく、プレーオフ出場を危ぶむ声もあるが、デイビスは「たくさんの人たちを驚かせてくれると期待している」と語っている。
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