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八村塁、ダンク3発含む10得点&好守発揮も…レブロン不発のレイカーズは今季最少得点でウルブズに完敗<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.12.03

相手守備をかいくぐり、ダンクを叩き込む八村。敗戦のなか攻守で気を吐いた。(C)Getty Images

相手守備をかいくぐり、ダンクを叩き込む八村。敗戦のなか攻守で気を吐いた。(C)Getty Images

 現地時間12月2日、ロサンゼルス・レイカーズは敵地ターゲット・センターでミネソタ・ティンバーウルブズと対戦し、今季最少得点の80-109で敗戦。八村塁は10得点、4リバウンド、2アシスト、2スティールをマークした。

 前日からアウェー4連戦が始まり、2日連続の試合となったレイカーズは引き続きオースティン・リーブスとジャクソン・ヘイズが欠場。復帰したディアンジェロ・ラッセルに新人のダルトン・コネクト、八村、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスの布陣で臨んだ。

 立ち上がり、レイカーズは八村のパスからレブロンのアリウープが炸裂。この日のリーグトップ10プレーの第8位に選ばれたコンビ技でスタートを切り、20-22の2点差で第1クォーターを終える。

 ところが第2クォーター、開始4分で差を2桁に広げられると、流れは徐々にウルブズへ。レイカーズはチームリーダーのレブロンを筆頭にミスがかさみ、ターンオーバーから次々と失点、攻撃も単調でリズムが生まれない。

 44-56と12点ビハインドで迎えた後半も戦況は変わらず、第4クォーター残り7分42秒で点差は25点(69-94)に。ここで先発陣をベンチに下げ、早々に白旗を上げた。
 
 今季最少得点、後半はわずか36点に封じられたレイカーズは、ラッセルが20得点、5アシストでチーム最多。デイビスは12得点、11リバウンド、レブロンはフィールドゴール成功率25%(4/16)で今季最少の10得点、6ターンオーバーと2枚看板が沈黙した。

 特にレブロンは、3ポイントシュートがこの日4本すべて外れたほか、直近4試合で19本連続ミスと大不振。出場時の得失点差はこの試合(-28)を含め、今季チームワースト(-111/平均-5.3)に沈んでいる。

 そのなかで、八村はフィールドゴール5本中4本成功(+フリースロー)で10得点と効率の良い働きを披露した。

 相手の背後をとるカッティングから3本のダンクを叩き込み、第3クォーターにはチーム最多の8得点を奪取。守備でも主に相手エースのアンソニー・エドワーズを守り8得点に封じたほか、ジュリアス・ランドルやルディ・ゴベアら屈強なビッグマンにも身体を張って対抗した。

 12勝9敗でウエスト8位に後退したレイカーズは次戦4日(日本時間5日)、敵地でマイアミ・ヒートと対戦する。連敗は避けたいところだが、そのためには主砲レブロンの復活がカギになりそうだ。

構成●ダンクシュート編集部
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