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【NBA】第2Qに“八村劇場”開演!大谷夫妻が見守るなか、今季最多23得点を奪いレブロン不在のレイカーズを逆転勝利に導く<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.12.09

八村が第2クォーターに爆発し、チームを逆転勝利に導く原動力となった。(C)Getty Images

八村が第2クォーターに爆発し、チームを逆転勝利に導く原動力となった。(C)Getty Images

 現地時間12月8日(日本時間9日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズは本拠地クリプトドットコム・アリーナでポートランド・トレイルブレイザーズと対戦。107-98で勝利し、今季成績をウエスタン・カンファレンス8位の13勝11敗(勝率54.2%)とした。

 ここ9試合で2勝7敗と調子を落としているレイカーズはこの日、レブロン・ジェームズが左脚の痛みで今季初欠場。先発にはゲイブ・ヴィンセント、マックス・クリスティ、ダルトン・コネクト、八村塁、アンソニー・デイビスの5人が、対するブレイザーズはアンファニー・サイモンズ、シェイドン・シャープ、トゥマニ・カマラ、ジェレミー・グラント、ディアンドレ・エイトンがスターティングラインナップに並んだ。

 MLBロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が夫婦で観戦に訪れたなか、レイカーズは“キング”不在の緊急事態にデイビスがいきなり14得点と、懸命にオフェンスを牽引する。しかし個人技頼みで攻撃が機能不全に陥り、チーム全体でフィールドゴール成功率38.1%、3ポイントは0/4とショットが不発。第1クォーターを終えて22-28と、苦しい立ち上がりを強いられる。
 
 しかし第2クォーター、レイカーズは中盤から14-0のランを仕掛けて一気に逆転。その立役者となったのが八村で、この12分間だけで14得点を荒稼ぎ。重苦しかった会場の雰囲気を一変させるハイパフォーマンスにチームも勢いづき、59-45と14点のリードを奪って前半を終えた。

 このまま一気に突っ走るかと思われたが、第3クォーターは開始から4分半にわたり無得点とまたもオフェンスがトーンダウン。その間に5点差まで迫られたのち、ディアンジェロ・ラッセル投入で少しずつ息を吹き返すも、終了間際にスクート・ヘンダーソンにハーフコート・ブザービーターを決められ、77-74と3点差でラスト12分を迎えた。

 勝負の第4クォーター、レイカーズはラッセルと八村がオフェンスを牽引し徐々にリードを拡大。最大20点差まで広げると、残り2分半でブレイザーズが主力を下げ白旗、レイカーズが快勝を収め連敗を3でストップさせた。
 
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