現地時間1月11日に『NBA.com』が発表した最新の“2024-25シーズンMVP予想”では、1位がシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(以下SGA/オクラホマシティ・サンダー)、2位がニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)、3位ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)、4位ヴィクター・ウェンバンヤマ(サンアントニオ・スパーズ)、5位がジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)というランキングとなっている。
同様に、今季のトップ5プレーヤーを尋ねた時、多くの識者が彼らの名前を挙げることだろう。
ただ、かつてゴールデンステイト・ウォリアーズなどで活躍したバロン・デイビスは、少々意外な選手の名前を挙げた。ドレイモンド・グリーン(ウォリアーズ)と共同ホストを務めるポッドキャスト番組『The Draymond Green Show with Baron Davis』の最新エピソードで、デイビスは今季トップ5プレーヤーにSGA、ヨキッチ、テイタム、ヤニスをチョイスした後、5人目に元オールスター選手を推挙している。
「私にとってのNo.5は、意外に思うかもしれないがジェームズ・ハーデンだ。シーズンの現時点で、(ロサンゼルス)クリッパーズがどうなっているか見てくれ。“The Beard(ハーデンの愛称)”は以前より良くなって戻ってきた。この2年、プレーメーカーとして(ジョエル)エンビードとフィラデルフィア(セブンティシクサーズ)で過ごしたことで、彼は自分の役割を理解し、再定義することができたんだ。そして今、それはクリッパーズのために機能している」
今季のクリッパーズはオフにポール・ジョージがシクサーズへ移籍、主砲カワイ・レナードも故障でここまでわずか2試合の出場にとどまるなど、崩壊不可避と予想されていた。それでも司令塔として懸命にオフェンスを牽引するハーデンらの奮闘もあり、20勝17敗(勝率54.1%)でウエスタン・カンファレンス7位に踏み止まっている。
とはいえ、ハーデンが5位というのはやや高すぎるだろう。今季は平均21.4点、7.9アシストをマークしているものの、フィールドゴール成功率は38.9%と4割以下。ケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)ら重鎮や、アンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)といった新進気鋭のスーパースターよりも上に置く人はそういないはずだ。
ただ、チームが予想外の大健闘を見せる原動力となっているのも疑いようがない事実。このままクリッパーズを上位へ導き、デイビスの見立てが間違っていなかったことを証明してほしいところだ。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】巧みなステップでディフェンダーを圧倒!超絶スコアラー、ジェームズ・ハーデンのキャリアを振り返り!
同様に、今季のトップ5プレーヤーを尋ねた時、多くの識者が彼らの名前を挙げることだろう。
ただ、かつてゴールデンステイト・ウォリアーズなどで活躍したバロン・デイビスは、少々意外な選手の名前を挙げた。ドレイモンド・グリーン(ウォリアーズ)と共同ホストを務めるポッドキャスト番組『The Draymond Green Show with Baron Davis』の最新エピソードで、デイビスは今季トップ5プレーヤーにSGA、ヨキッチ、テイタム、ヤニスをチョイスした後、5人目に元オールスター選手を推挙している。
「私にとってのNo.5は、意外に思うかもしれないがジェームズ・ハーデンだ。シーズンの現時点で、(ロサンゼルス)クリッパーズがどうなっているか見てくれ。“The Beard(ハーデンの愛称)”は以前より良くなって戻ってきた。この2年、プレーメーカーとして(ジョエル)エンビードとフィラデルフィア(セブンティシクサーズ)で過ごしたことで、彼は自分の役割を理解し、再定義することができたんだ。そして今、それはクリッパーズのために機能している」
今季のクリッパーズはオフにポール・ジョージがシクサーズへ移籍、主砲カワイ・レナードも故障でここまでわずか2試合の出場にとどまるなど、崩壊不可避と予想されていた。それでも司令塔として懸命にオフェンスを牽引するハーデンらの奮闘もあり、20勝17敗(勝率54.1%)でウエスタン・カンファレンス7位に踏み止まっている。
とはいえ、ハーデンが5位というのはやや高すぎるだろう。今季は平均21.4点、7.9アシストをマークしているものの、フィールドゴール成功率は38.9%と4割以下。ケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)ら重鎮や、アンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)といった新進気鋭のスーパースターよりも上に置く人はそういないはずだ。
ただ、チームが予想外の大健闘を見せる原動力となっているのも疑いようがない事実。このままクリッパーズを上位へ導き、デイビスの見立てが間違っていなかったことを証明してほしいところだ。
構成●ダンクシュート編集部
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