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琉球が終盤の猛攻で反撃の1勝!宇都宮は優勝を決められず…Bリーグ・ファイナルは運命の第3戦へ<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.05.25

23歳・脇の活躍などで終盤に抜け出した琉球が宇都宮を振り切り、1勝1敗の五分に戻した。写真:B.LEAGUE

23歳・脇の活躍などで終盤に抜け出した琉球が宇都宮を振り切り、1勝1敗の五分に戻した。写真:B.LEAGUE

 5月25日、横浜アリーナにてBリーグの年間王者を決める「りそなグループ B.LEAGUE FINALS 2024-25」第2戦が行なわれ、琉球ゴールデンキングスが宇都宮ブレックスに87-75で勝利。前日の借りを返し、1勝1敗でシリーズをタイに持ち込んだ。

 第1戦を宇都宮が81-68と完勝して迎えた第2戦。3ポイント成功率41.0%を記録した初戦に続き、この日もオフェンス好調の宇都宮が20-11と好スタートを切る。対する琉球も慌てることなく反撃に転じ、21-20と逆転して第1クォーターを終えた。

 第2クォーターも一進一退の攻防が続くが、小川敦也の3ポイント、比江島慎へのアンスポーツマンライクファウルをきっかけに宇都宮へ流れが傾く。DJ・ニュービル、ギャビン・エドワーズ、小川の3ポイント攻勢で前半残り4分にはリードを最大14点に拡大。

 ただ、琉球もキャプテン小野寺祥太と脇真大の決死のルーズボールダイブなどで流れを引き寄せると、前半ラストに荒川颯の3ポイントが決まって43-35と、8点差に迫って折り返しとなった。
 
 後半は両者激しい点の取り合いを展開。第3クォーター残り2分43秒、ヴィック・ローのダンクで57-57と琉球が追いつくと、その後は互いに譲らず64-63と宇都宮1点リードで最終第4クォーターへ。

 勝負のラスト10分、試合を決めたのは、あとがない琉球の意地だった。72-72の同点で迎えた残り4分27秒、脇のレイアップで抜け出すと、ローのジャンパーなどで6点のリードを奪う。その後3点差に迫られるが、ローの3ポイントと荒川の連続速攻で一気に10点差に広げて勝負あり。最後の4分半を15-3のランで締めくくり、決着を第3戦に持ち込んだ。

 琉球はローが19得点、7リバウンド、ジャック・クーリーが13得点、10リバウンド、荒川が13得点、脇が12得点、8アシストをマーク。リバウンドは宇都宮の33本に対し47本と粘り強い戦いで勝利を掴み取った。

 対する宇都宮はニュービルが21得点、7リバウンド、7アシスト、3スティールと奮闘。グラント・ジェレットが14得点、エドワーズが11得点、遠藤祐亮が9得点、比江島が8得点をあげたが、この日に優勝を決めることはできなかった。

 勝った方がチャンピオンとなる運命の第3戦は、27日(火)19:05にティップオフとなる。

構成●ダンクシュート編集部
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