ロサンゼルス・ドジャースに移籍した大谷翔平が、背番号「17」を譲ったジョー・ケリーの妻、アシュリー・ケリーさんに高級車『ポルシェ』をプレゼント。その並外れた行動が米でも話題となっている。
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　二刀流スターのドジャース入りを願っていたアシュリーさんは、大谷に背番号「17」を献上するために「Ohtake17」キャンペーンを実施。入団が決まると、これまでケリーが2019年から着用していたユニホームを庭にばら撒き、夫の背中にマジックペンで「KELLY 99」と記入するなど、はしゃぐ様子を見せていた。

　現地23日、米メディア『Dodgers Nation』は、「ショウヘイ・オオタニは、ジョー・ケリーの妻であるアシュリー・ケリーさんに新車のポルシェを贈った」と報道。「これはアシュリーさんが、オオタニにドジャースと契約するよう説得しようとして、キャンペーン（#Ohtake17）を実施したあとの出来事だ」と伝えている。 

　続けて同メディアは、「オオタニはケリー一家がしてくれたことに対して、感謝の気持ちを込めて新車のポルシェを贈りたかった」と大谷の心情を察したうえで、こう続けた。
  「その凄さを言葉で表現するのは難しいが、まさにショウヘイ・オオタニの人柄を如実に表している。彼は、アシュリーさんとケリーがオオタニをドジャースへ連れてくるために労力を費やしてくれたことに、ありがとうと言いたかったのだろう」

　メジャーでは、背番号譲渡に関して、通常は高級時計を贈ることが多いとされているが、『ポルシェ』でのお返しは異例中の異例だ。同メディアは「これもまた、彼がいかに特別な人間であるかを示す行為だ」と称えていた。

構成●THE DIGEST編集部

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