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“大谷もソトも佐々木も逃した”ブルージェイズ トレード期限目前に地元メディアから異例の懇願「フロント陣も理解しているはずだ」

THE DIGEST編集部

2025.07.30

4月にブルージェイズと14年5億ドルの大型契約を結んだゲレーロJr.。大物選手の獲得も期待されるところだ。(C) Getty Images

 7月も残りわずかとなり、MLBでは現地時間31日に設定されているトレード期限が目前となった。例年、リミットいっぱいまで各球団が補強や放出の動きをみせるため、引き続き水面下でさまざまな交渉が行なわれていくものと予想される。

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 このタイミングでさらなる即戦力プレーヤーの補強を求めるのはプレーオフ進出を目指すチームであることは言うまでもない。その中で、ア・リーグ東地区で首位を走るトロント・ブルージェイズの動向も注目を集めている。
 
 かつて、FA市場では大谷翔平や昨オフでの佐々木朗希など、日本人大物選手獲得にも力を注いだものの獲得に至らなかった。近年、オフの大物補強では印象の薄いブルージェイズだが、今季は現在まで堂々の地区首位をキープ。夏場を迎えても衰えない破竹の勢いから、トレード期限まで選手獲得を促す声も地元メディアから伝えられている。

 カナダニュースサイト『Daily Hive』では7月28日、ブルージェイズの補強についての特集記事を掲載。同メディアは、チームの現状を踏まえ、「過去10年間のブルージェイズの運営方針に注目してきた人なら、『大物選手の獲得』をついに実現してほしいと切望しているかもしれない」と綴っている。

 これまでオフのFA市場で大谷やフアン・ソト、佐々木らを逃してきた歴史を振り返りながら、「しかし、トレード市場はまったく異なる舞台だ。毎年7月31日に設定されているトレード期限において、大物選手を獲得しようと積極的に動くのはごく限られたチームだけだ」と主張。続けて、「今季のブルージェイズは月曜日の時点でMLB最高勝率を記録していることもあり、今年は大きな動きを見せる準備が整っているようだ」と綴っている。

 さらにブルージェイズに対し、米国内でも最後まで補強を求める期待感もあると説明しつつ、同メディアは、「今季のブルージェイズはいつも通りの年ではないとフロント陣も理解しているはずだ」と訴える。

 その上で、「トレード期限の木曜日まで残された時間はほんのわずかだ。今季終盤戦を迎えるブルージェイズの陣容が、最終的にどうなるのか、まもなく明らかになるだろう」と見通し、トピックを結んでいる。

 毎年見られる、"駆け込み"での補強が、終盤でのプレーオフ争いにも大きく影響することは明らか。果たしてブルージェイズは地元メディアの声の通り、何らかの動きをみせるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部
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