現地７月29日、ロサンゼルス・ドジャースがキム・ヘソンの負傷者リスト（IL）入りを発表した。左肩滑液包炎のためで、期間は10日間。代わりに傘下3Aオクラホマシティ・コメッツから23歳の逸材内野手アレックス・フリーランドを昇格させた。

　キム・ヘソンのIL入りは韓国紙で大きな話題となった。『毎日新聞』は「一週間近く、左肩が不快な状況だった。スイングした時に顔をゆがめただけでなく、右腕だけで振っていてバットはスムーズではなかった。左肩に炎症が生じ、動かしにくい状況に陥ったからだ」と報じた。

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  「デーブ・ロバーツ監督は、“彼は痛いとは口にしないが、バットを振っている姿を見れば、正常ではないことが分かる”と語った。キム・ヘソンが怪我でも我慢してプレーを続けていたのは、競争が激しいためだ。立場を確立できておらず、内野手や外野手に入り、途中交代、途中出場も頻繁にある。こんな状況で不調に陥ったり、怪我で欠場したりすれば、すぐに先発争いから遅れをとる可能性がある」

　また、現地７月31日に迎えるトレード期限まで、ドジャースは選手を補強すると言われている。同紙は「ドジャースが内外野を務めるユーティリティープレーヤー、セントルイス・カーディナルスのブレンダン・ドノバンに関心を示しているという話題もある。キム・ヘソンにとっては不愉快な話だ」と不快感を示した。

構成●THE DIGEST編集部

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