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MLB

大不振ベッツの“打順降格”を「検討している」とロバーツ監督 「彼にとって、そしてチームにとって何が最善かを考えている」

THE DIGEST編集部

2025.08.05

直近17打数無安打と苦しんでいるベッツ。打順降格の可能性が出てきた。(C)Getty Images

直近17打数無安打と苦しんでいるベッツ。打順降格の可能性が出てきた。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースのムーキー・ベッツ遊撃手が現地7月29日のシンシナティ・レッズ戦以来、17打数無安打と苦戦している。今季は102試合の出場で打率.233、11本塁打、48打点、50三振、出塁率.305、長打率.358でOPS.664といずれもキャリアワースト級の低迷を味わっている。

 僚友ウィル・スミスらは活躍を続けている現状もあり、一部ではベッツの打順降格を推す声も出ている。指揮官も元MVPの復調を望みつつ、打順変更については「検討中」と語った。
 ドジャース専門メディア『Dodger Blue』によると、ベッツの打順降格についてロバーツ監督は「アンディ(・パヘス)とテオ(スカー・ヘルナンデス)はまだ苦戦しているし、(マックス・)マンシーも戻ってきてない。ウィルは捕手だから当然毎試合出場はしない」と打順昇格の絶対的な候補がいない点を強調し、「まだその時ではない」と現状を説明。一方で、「検討はしている。彼(ベッツ)にとって、そしてチームにとって何が最善かを考えている」とベッツを含めた打順変更の可能性を否定しなかった。

 地元紙『Los Angeles Times』のジャック・ハリス記者によると、デーブ・ロバーツ監督は現在のベッツ不調の原因を身体の動かし方、メカニズムの問題だと判断。指揮官はベッツが不振によって精神的にも「少し打ちのめされている」としながら、「信頼と自信を与え続けようと努めている」と復調に期待を込めているという(『Dodger Blue』より)。

 オールスターブレイク明け3試合目以降は、苦境を脱しようと打順を2番からリードオフに移したベッツだったが、代打起用の1打席を含む11試合の出場で打率.186、OPS.498、0本塁打と打棒の輝きは復活せず。現地8月3日のタンパベイ・レイズ戦で定位置の2番に戻っても3打数無安打1併殺打と状況は好転しなかった。

 あまりの不振ぶりに「できることはすべてやった。あとは神に委ねるしかない」(地元紙『Orange County Register』ビル・プランケット記者のXより)と苦悩を明かしたベッツ。この長いトンネルの出口が見つからなければ、打順降格もあり得る段階になってきた。

構成●THE DIGEST編集部

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