現地7月31日のトレード期限で、ロサンゼルス・ドジャースがクリーブランド・ガーディアンズのスティーブン・クワンの獲得交渉を行ない、そして失敗に終わっていたようだ。米紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者が報じた。
ナイチンゲール記者は2025年のトレード期限を総評する記事で、「最もサプライズなミス」にドジャースの“クワン獲得失敗”を挙げた。
「ドジャースはガーディアンズの外野手、クワンの獲得に躍起になっていた。マイケル・コンフォートの代わりに左翼を守る選手として、完璧にフィットすると信じていたからだ。しかし、何時間にも及ぶ交渉の末、結局、交渉は空振りに終わってしまった。慰め賞としてワシントン・ナショナルズからアレックス・コール外野手を獲得した」
このように記したナイチンゲール記者は、サプライズとした理由を「球界の誰もが、ドジャースがクワンを獲得できると思っていたからだ」と記した。
ドジャースの左翼を守る32歳のコンフォートは開幕から不振が続き、現地8月4日時点で出場98試合、58安打、打率.191、出塁率.303、長打率.337、9本塁打、24打点、得点圏打率.153と数字が伸びていない状況だ。ドジャースが狙った27歳のクワンは、出場106試合、119安打、打率.283、出塁率.345、長打率.399、9本塁打、38打点、得点圏打率.307。多くのスタッツでコンフォートを上回っている。
トレード期限を終えて迎えた8月の4試合で、コンフォートは計12打数1安打、打率.083(クワンは同じく8月の4試合で19打数4安打、打率.211)。連覇を狙うドジャースにとって、クワンの獲得失敗がシーズンの行方を大きく左右するかもしれない。ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は、「優勝を逃した場合、トレード期限での決断が批判の的になるだろう」と予見した。
複数の米報道によるとガーディアンズは、クワンのトレード交渉に乗り出したドジャース、サンディエゴ・パドレス、フィラデルフィア・フィリーズ、トロント・ブルージェイズに対して、トップレベルのプロスペクト(若手有望株)を要求したという。
とりわけパドレスの18歳遊撃手レオ・デフリースに最も関心を示したというが、パドレスはアスレティックスのメイソン・ミラー、JP・シアーズ両投手の獲得に、デフリースを含む若手4選手を差し出した。
ガーディアンズがドジャースに対してどんな要求したのかは明らかになっていないが、結局ドジャースとの交渉は決裂。ドジャースはクワンを獲得できなかった。
構成●THE DIGEST編集部
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ナイチンゲール記者は2025年のトレード期限を総評する記事で、「最もサプライズなミス」にドジャースの“クワン獲得失敗”を挙げた。
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このように記したナイチンゲール記者は、サプライズとした理由を「球界の誰もが、ドジャースがクワンを獲得できると思っていたからだ」と記した。
ドジャースの左翼を守る32歳のコンフォートは開幕から不振が続き、現地8月4日時点で出場98試合、58安打、打率.191、出塁率.303、長打率.337、9本塁打、24打点、得点圏打率.153と数字が伸びていない状況だ。ドジャースが狙った27歳のクワンは、出場106試合、119安打、打率.283、出塁率.345、長打率.399、9本塁打、38打点、得点圏打率.307。多くのスタッツでコンフォートを上回っている。
トレード期限を終えて迎えた8月の4試合で、コンフォートは計12打数1安打、打率.083(クワンは同じく8月の4試合で19打数4安打、打率.211)。連覇を狙うドジャースにとって、クワンの獲得失敗がシーズンの行方を大きく左右するかもしれない。ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は、「優勝を逃した場合、トレード期限での決断が批判の的になるだろう」と予見した。
複数の米報道によるとガーディアンズは、クワンのトレード交渉に乗り出したドジャース、サンディエゴ・パドレス、フィラデルフィア・フィリーズ、トロント・ブルージェイズに対して、トップレベルのプロスペクト(若手有望株)を要求したという。
とりわけパドレスの18歳遊撃手レオ・デフリースに最も関心を示したというが、パドレスはアスレティックスのメイソン・ミラー、JP・シアーズ両投手の獲得に、デフリースを含む若手4選手を差し出した。
ガーディアンズがドジャースに対してどんな要求したのかは明らかになっていないが、結局ドジャースとの交渉は決裂。ドジャースはクワンを獲得できなかった。
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