８月６日、第107回全国高校野球選手権大会第２日が行なわれ、第１試合で仙台育英と鳥取城北が対戦。８回に右翼手の田山纏（仙台育英）が足を痛めて、担架で運ばれた。厳しい暑さにより足がつったとみられる。

　８回終了後、田山が急に動けなくなり、外野グラウンド上で倒れ込んだ。田山の異変に気付いたのは、相手チームの橋本那由太だ。すぐに駆けつけて応急処置を行なった。仙台育英の須江航監督もベンチから飛び出して心配そうに見つめていたが、田山は自力で立ち上がれず、９回から交代を余儀なくされた。
  　橋本が咄嗟に見せた行動に対し、SNS上では「もう涙出ちゃうよ...」「こういう場面を見ると胸が熱くなりますね」「そう！これ！学校は違ってもみんな野球を愛する気持ちは同じ」「これぞスポーツマンシップよ」「高校野球っていいな」「思いやりがあふれてる」といった称賛コメントが寄せられている。

　仙台育英は７回にも川尻結大が足をつり、途中交代となっていた。

構成●THE DIGEST編集部

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