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佐々木朗希のポストシーズン起用に暗雲? 現地記者が指揮官の発言紹介 米メディア同調「さらに悪化させるだけかも」「リリーフとして使えば...」

THE DIGEST編集部

2025.08.08

ポストシーズンの登板が疑問視されている佐々木。(C)Getty Images

 米地方紙『Los Angeles Times』のジャック・ハリス記者は現地8月7日、ポッドキャスト番組『Foul Territory』に出演。ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督の「10月に向けて、我々は最高の13人の投手を選ぶ」とのコメントを伝え、9月初旬の復帰が期待されている佐々木朗希(ドジャース)のポストシーズン出場が確約されていないと示唆した。
 また、米スポーツメディア『FANSIDED』は「ロウキ・ササキの復帰は、残念なルーキーシーズンをさらに悪化させるだけかもしれない」とセンセーショナルなタイトルで前出のロバーツ監督の発言を紹介。佐々木が離脱前の8試合の先発で制球に苦しみ、防御率4.72と期待されていた水準に達していなかったと説明し、「怪我から復帰し、勝利を収めるという凝縮されたタイムラインで、すぐに改善するのは難しい」と主張した。

 さらに大谷翔平やブレイク・スネル、タイラー・グラスノーらの復帰によってローテーションの懸念は以前と比べて低くなっているとし、佐々木の救援起用を提言。「プレーオフでササキをリリーフとして使えば、おそらくもっと大きな利益を得られるだろう」と綴った。

 そして、佐々木がまだ23歳である点を考慮し、「ポストシーズンのロースターから完全に外れるにせよ、ブルペンの役割に移るにせよ、長期的には問題ないだろう」と説明。「多くのスター選手がポストシーズンの厳しさにどのように対処するかを間近で見られる。貴重な学習体験となるだろう」と、今季は成長と足場固めに注力するべきだとした。

 離脱期間中にツーシーム習得に着手するなどMLBへの適応を目指している佐々木は、復帰後のマウンドでポストシーズンにふさわしい投手であると証明できるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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