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「WBC以来、2度目の対戦」大谷翔平vsトラウトに米メディア大注目!「エンジェルス対ドジャース、シリーズ最終戦でオオタニがマウンドに」

THE DIGEST編集部

2025.08.11

現地8月13日、ドジャースの大谷が古巣エンジェルス戦に登板。トラウトとはWBC以来の対戦となる。(C)Getty Images

 2023年3月21日、大谷翔平がマイク・トラウトを空振り三振に仕留めて、侍ジャパンがWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)優勝を成し遂げた。

「真の野球ファンにとって、忘れられない瞬間だ。大谷がトラウトから三振を奪い、日本代表がアメリカ代表を破ってWBC優勝を勝ち取った。そして大谷とトラウトは、それ以来となる2度目の対戦を迎える。ロサンゼルス・ドジャースがロサンゼルス・エンジェルスとの対戦のため、高速道路を東に向かう。8月13日、シリーズ最終戦で大谷がマウンドに上がる」

 このようにエンジェルス専門メディア『Halo Hangout』が現地8月10日の記事で伝えたように、11日からエンジェルスとドジャースが3連戦。その3戦目に、大谷が古巣エンジェルス相手に初めて先発登板。大谷がアナハイムに凱旋してエンジェルス打線、そしてトラウトと対戦する一戦には、多くの米メディアが注目している。

 ドジャース専門メディア『True Blue LA』は、「2020年から24年まで、ドジャースはエンジェルスに対して19勝5敗だったが、5月にドジャー・スタジアムで行なわれたシリーズで3連敗。今度はエンジェル・スタジアムに乗り込む。注目の初戦は、山本が中7日の休養を経てマウンドに上がる。エンジェルスの先発はホセ・ソリアーノだ」と対戦成績と初戦の両先発を紹介した。
 
『Halo Hangout』は、大谷の帰還に記事の大半を割いた。「DHとして出場した24年のエンジェル・スタジアムでの対戦で大谷は、一部のファンからブーイングを受けた。エンジェルスを離れてから、この二刀流のスーパースターには多くの出来事があった。それでも表面的にはエンジェル・スタジアムのマウンドに立つことは、大谷にとって感情的に大きな意味を持つだろう」と伝えた。

 続けて、「大谷にとって通算48回目のエンジェル・スタジアムでの先発登板だ。この球場で通算防御率2.22、FIP3.02、WHIP1.01。さらに9イニング当たりの奪三振率は11.67で、被本塁打率は0.88、被打率は6.07を記録している。要するに、投手・大谷はアナハイムで圧倒的なパフォーマンスを発揮する」と、いずれもエンジェルス時代の投手成績を振り返った。

「エンジェルスのファンは、投手・大谷の姿に懐かしさを感じ、そのパフォーマンスに興奮することだろう。強烈なスピンによる鋭い変化球、素晴らしい剛速球をエンジェルス打線に投げ込む。大谷がエンジェルス打線を抑えれば、かつての雄姿を思い浮かべるだろうし、打ち込まれたら豪快な笑いを誘うかもしれない。エンジェルスのファンは、打線が大谷を攻略して球場に熱狂をもたらすことを望んでいる」

 対戦相手として、今度は投手としてエンジェル・スタジアムに凱旋。大谷はトラウト擁するエンジェルス相手にどんな投球を見せるのか。

構成●THE DIGEST編集部

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