初回の第1打席に立った大谷翔平は、相手先発のビクター・メデロスと対戦。フルカウントから外角のツーシーム(約155キロ)を見送って四球で出塁した。3対3の同点で迎えた2回2死走者なしの場面でも、外角へのボール球をしっかり見極め、再び四球で出塁した。
3対5と2点を追う5回1死の場面で、大谷は2番手の左腕アンドリュー・チェイフィンと対峙。カウント2-1から内角高めに飛んできたツーシーム(約143キロ)を打ち上げ、ファーストフライに倒れた。
続く第4打席は、5対5の6回無死一、二塁の好機。4番手の左腕ブロック・バークと対戦し、カウント2ー2からフォーシーム(約156キロ)を捉え、左翼方向へライナーを放った。しかし打球はエンジェルスの遊撃手ザック・ネトの正面に飛び込み、ショートライナーでアウト。さらにネトは二塁走者ミゲル・ロハスを刺し、一塁走者ダルトン・ラッシングもアウトにするトリプルプレーが完成した。
5対5の同点で迎えた9回先頭の第5打席で、大谷は相手7番手ケンリー・ジャンセンと対決。2球目のカットボールを振り抜き、右翼スタンドへと運び、逆転となる43号ソロアーチを放った。
投げては、ドジャース先発のエメット・シーハンが5回までに91球を投げ、被安打5、1被本塁打、6奪三振、2与四球、5失点(自責5)の内容で降板。1点リードの9回裏には5番手アレックス・ベシアが登板したが、2死満塁から2番ノーラン・シャヌエルに犠牲フライを許して同点とされ、続くマイク・トラウトにも四球を与えて再び2死満塁のピンチを招き、この場面でベン・カスパリウスにマウンドを譲った。
同点のまま迎えた延長10回の攻撃でドジャースは得点を奪えず、その裏に6番手カスパリウスがジョー・アデルに適時打を許し、サヨナラ負けを喫した。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】大谷翔平が放った43号アーチ!
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