まさに千両役者だ。

　ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が現地８月12日のロサンゼルス・エンジェルス戦に「１番・DH」で先発出場し、９回表に勝ち越しのソロホームランを放った。

　第３打席まで四球２つにファーストフライとノーヒット。６回の第４打席では、無死一、二塁のチャンスでショートライナーに倒れたばかりか、走者２人も帰塁できずに自身初のトリプルプレーを喫した。

　５対５で迎えた９回表、大谷はエンジェルス守護神ケンリー・ジャンセンの２球目、やや甘く入ったカットボールをとらえた。打球速度約184キロの豪快アーチがライトスタンドに飛び込み、土壇場で勝ち越しに成功。ナ・リーグ本塁打数で単独首位浮上の今季43号で連続ホームラン試合数を４に伸ばした。 　三重殺の借りを返し、チームに勝ち越し点をもたらした値千金の一打にファンからも感嘆の声が上がっている。

「マジで鳥肌立った一発...」
「あーもう凄すぎて言葉にできねぇ」
「倍返しや！もうほんまにすげーとしか言いようがない」
「自分で全部ドラマ作るやん」
「今まで見たオオタニさんホームランの中で１番好きかも」

　なお９回裏に犠牲フライで同点に追いつかれたドジャースは、延長10回裏にタイムリーヒットを許し、痛恨のサヨナラ負けを喫した。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】まさかのトリプルプレーから...184キロの豪快弾で大谷翔平が勝ち越しに成功！！！