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「今季最悪の試合の一つ」「シースが苦戦」パドレス番記者が嘆き…宿敵ドジャースに痛恨の連敗でタイブレーカーの可能性消滅「散々な夜だ」

THE DIGEST編集部

2025.08.17

3回1/3を投げて5失点を喫したシース。味方のエラーもあったが、立ち上がりの連続四球など精彩を欠く場面が目立った。(C)Getty Images

 痛恨の連敗だ。

 現地8月16日、サンディエゴ・パドレスはロサンゼルス・ドジャース戦に0対6と完封負け。ナ・リーグ西地区の首位を争うライバル球団に連敗し、再び1ゲーム差の2位に後退した。

 この日のパドレス打線は、5安打のドジャース打線を6安打で上回ったが、3度の盗塁失敗が響いた。投げては先発ディラン・シースが、初回にいきなり3者連続四球を与えるなど、3回1/3、85球で奪三振2、被安打2、与四球6、失点5という内容に終わり、不本意な投球で今季11敗目(5勝)を喫した。
 
 歯車が噛み合わない試合展開に、MLB公式サイトでパドレス番を務めるAJ・カサベル記者は自身のXを更新。「今季はあまり見られなかった形で崩れている。シースが6つの四球を与え、塁上でも3つのアウトを献上。ジャクソン・メリルはフェルナンド・タティースJr.との意思疎通がうまくいかないのか、フライを落球した」と2回終了時点で速報した。

 試合後には、「シースが苦戦を強いられた」「今季最悪の試合の一つと言える。散々な夜だ」などと嘆きの連投。さらに「ドジャースが首位に返り咲き、直接対決でタイブレーカーの可能性を確定させた」と続けた。これは今季の直接対決の成績がパドレスの2勝7敗となり、負け越しが決定したため(直接対決は残り4試合)。もしレギュラーシーズン終了時点で両チームの成績が並んだ場合は、ドジャースにアドバンテージが与えられる。

 今季もドジャースと激しい火花を散らしているパドレス。17日のシリーズ最終戦は、39歳の誕生日を迎えたダルビッシュ有が先発予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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