現地8月17日、ロサンゼルス・ドジャースは本拠地でのサンディエゴ・パドレスを5対4で下し、地区首位攻防を3連勝。パドレスとのゲーム差を2に広げた。同点で迎えた8回にムーキー・ベッツが8試合ぶりの13号勝ち越しソロ本塁打を放ち勝利に導いた。
ドジャースは1点リードした8回に1死二、三塁のピンチを招く。6番手左腕アレックス・ベシアが内野ゴロに打ち取ったが三塁ランナーの生還を許し、終盤で同点に追いつかれた。球場に重い雰囲気が漂ったがその裏、小柄な背番号50がドジャー・スタジアムを熱狂の渦に変える。
8回裏、先頭のベッツがパドレスの守護神ロベルト・スアレスの155キロの直球を一閃。左翼スタンドに値千金のソロホームランをぶち込み、すぐさま逆転した。二塁ベースを回ったベッツは両手を大きく横に振って大喜び。三塁ベンチから大谷翔平らチームメイトが拍手を送ると、ベッツは感情を爆発させた。
今季のベッツは打率.242、57打点、OPS.683とメジャー2年目以降ではキャリアワーストといえる大不振に陥り、本カードは2戦まで6打数ノーヒット。1打点、1得点と波に乗り切れず、この試合も5回まで四球、中飛、中飛と結果が出ていなかった。
ようやくチームの勝利に直結するバッティングができたベッツは試合後、地元放送局『Sports Net LA』の勝利インタビューに応じ、「時間がかかったが、いい感触を得られた。(調子が上がらなかったから)、チームの勝利に貢献できて嬉しいよ」とコメント。さらにロッカールームでは「やっとチームの一員になることができた」と安堵した表情も。「守備ではいい仕事をしてきたと思うが、打撃では本当にチームを助けることができていなかったんだ。だから今日チームを助けることができて本当に良かったよ」と笑顔で振り返った。
宿敵をホームで3タテし、地区首位に返り咲いた。ベッツは「今はすべてのシリーズが重要になる。(3連敗した)ロサンゼルス・エンジェルス戦ではいいプレーができなかったけど、今回はドジャースの野球がうまく機能できたと思うよ」と満足していた。
長らく打撃不振に悩まされてきたベッツ。ここ数試合で徐々に調子を上げており、2018年MVPプレーヤーの一発は地区優勝を争うチームにとって重要な戦力復活となりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】ベッツの8試合ぶり本塁打は値千金の勝ち越し弾
【記事】「またしても稀有な偉業に挑戦中」昨季“50-50”の大谷翔平、25年ぶりの記録到達なるか? MLB公式が紹介「ペースは衰えていない」
ドジャースは1点リードした8回に1死二、三塁のピンチを招く。6番手左腕アレックス・ベシアが内野ゴロに打ち取ったが三塁ランナーの生還を許し、終盤で同点に追いつかれた。球場に重い雰囲気が漂ったがその裏、小柄な背番号50がドジャー・スタジアムを熱狂の渦に変える。
8回裏、先頭のベッツがパドレスの守護神ロベルト・スアレスの155キロの直球を一閃。左翼スタンドに値千金のソロホームランをぶち込み、すぐさま逆転した。二塁ベースを回ったベッツは両手を大きく横に振って大喜び。三塁ベンチから大谷翔平らチームメイトが拍手を送ると、ベッツは感情を爆発させた。
今季のベッツは打率.242、57打点、OPS.683とメジャー2年目以降ではキャリアワーストといえる大不振に陥り、本カードは2戦まで6打数ノーヒット。1打点、1得点と波に乗り切れず、この試合も5回まで四球、中飛、中飛と結果が出ていなかった。
ようやくチームの勝利に直結するバッティングができたベッツは試合後、地元放送局『Sports Net LA』の勝利インタビューに応じ、「時間がかかったが、いい感触を得られた。(調子が上がらなかったから)、チームの勝利に貢献できて嬉しいよ」とコメント。さらにロッカールームでは「やっとチームの一員になることができた」と安堵した表情も。「守備ではいい仕事をしてきたと思うが、打撃では本当にチームを助けることができていなかったんだ。だから今日チームを助けることができて本当に良かったよ」と笑顔で振り返った。
宿敵をホームで3タテし、地区首位に返り咲いた。ベッツは「今はすべてのシリーズが重要になる。(3連敗した)ロサンゼルス・エンジェルス戦ではいいプレーができなかったけど、今回はドジャースの野球がうまく機能できたと思うよ」と満足していた。
長らく打撃不振に悩まされてきたベッツ。ここ数試合で徐々に調子を上げており、2018年MVPプレーヤーの一発は地区優勝を争うチームにとって重要な戦力復活となりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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