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「グラブからこぼれ落ちてしまった」T・ヘルナンデスが捕球失敗を反省 ドジャースのサヨナラ負けには「ただの1敗に過ぎない」

THE DIGEST編集部

2025.08.19

9回に自らの落球からピンチを作ってしまったT・ヘルナンデス。敗戦には「ただの1敗」と前を向いた。(C) Getty Images

 痛恨の敗戦だ。

 現地時間8月18日(日本時間19日)、ロサンゼルス・ドジャースのテオスカー・ヘルナンデスは、敵地クアーズフィールドでのコロラド・ロッキーズ戦に「3番・右翼」として先発出場し、4打数無安打、1三振。重要な局面での守備がチームのサヨナラ負けを招き、試合後の囲み取材で悔しさをにじませている。
 
 手痛いプレーが生じたのは、3対3の9回1死走者なしという場面だ。エセキエル・トーバーの飛球が右翼へふわりと舞い上がるが、深めに守っていたヘルナンデスは、この捕球に失敗。二塁打となると、その直後にドジャースの3番手左腕ジャスティン・ロブレスキーが中前適時打を浴び、3対4でサヨナラ負けを喫した。

 敗戦後、決勝点に繋がる自身の落球を振り返ったヘルナンデス。地元放送局『SportsNet LA』が囲み取材の映像を公開しており、その中で32歳の外野手は、「かなり深い位置を守っていた。全力で捕球を試みたけど、グラブから球がこぼれ落ちてしまった」「切り替え、とにかく前に進み続けたい」と力を込めている。

 また、なかなか良い波に乗り切れないドジャースは、これでチームの連勝が3でストップ。報道陣にチーム全体の雰囲気を聞かれたヘルナンデスは、「この敗戦にみんなが特別な感情を抱いているとは思わないし、ただの1敗に過ぎない」と冷静に答え、「明日の試合に集中し、勝てるように頑張りたい」と前を向いた。

 現在、ナ・リーグ西地区の単独首位を走っているドジャース。連勝はストップしたが、明日からの試合で再び勢いに乗りたいところだ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】T・ヘルナンデスが一度はグラブに入れたものの…落球
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