MLB

「もっと守備を良くしなきゃいけない」ロバーツ監督がT・ヘルナンデスに苦言「努力不足ではない。でも…」

THE DIGEST編集部

2025.08.19

ライトを守るT・ヘルナンデス。(C) Getty Images

 現地8月18日、ロサンゼルス・ドジャースは敵地クアーズ・フィールドでコロラド・ロッキーズとの4連戦初戦に臨んだ。試合は序盤から一進一退の攻防が続き、両軍とも決定打を欠いたまま終盤へ突入した。

 3対3で迎えた9回裏、ドジャースは3番手ジャスティン・ロブレスキーをマウンドへ送った。1死を奪った後、エゼキエル・トーバーが放った浅いフライはライトへ。右翼手テオスカー・ヘルナンデスはボールに追いつきながらもグラブに収めきれず、無情にもグラウンドに転がり二塁打となった。ロブレスキーは続くウォーミング・バーナベルにセンターへのタイムリーヒットを浴び、ドジャースは3対4でサヨナラ負けを喫した。
 
 試合後、スポーツ専門サイト『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者は自身のXで、デーブ・ロバーツ監督がT・ヘルナンデスの守備についてのコメントを紹介した。

「もっと守備を良くしなきゃいけない。他に言いようがない。努力しているのは分かっているし、努力不足ではない。でも、とにかく良くならなきゃいけないんだ。ただそれだけだ」

 ロバーツ監督が発した厳しい言葉は、ドジャースの守備の脆弱性を改めて浮き彫りにしたと言えそうだ。ポストシーズンを見据えるうえでも、外野守備の安定は欠かせない課題となるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】T・ヘルナンデス、ボールを捉えるもグラブに収められず二塁打に
NEXT
PAGE
【動画】T・ヘルナンデス、ボールを捉えるもグラブに収められず二塁打に