ロサンゼルス・ドジャースのマーク・プライアー投手コーチが現地8月20日、米ポッドキャスト番組『The Dan Patrick Show』に出演。今シーズン二刀流復帰を果たした大谷翔平(ドジャース)の投球スタイル、ポストシーズンを見据えた起用法に言及した。
司会者から大谷のリリーフ起用について問われたプライアー氏は「すでに議論された」と明言。“大谷ルール”の問題がネックになっていると指摘している。
プライアー氏は「ルール上では今のところ先発投手であれば、降板後も指名打者(DH)として出場できるが、リリーフ投手であればそれができない。6回に登板させたら、7回にはDHとして打席に立つのは不可能なんだ」と説明。大谷ルールの明確なマイナスを説いた。
ゆえに、「(1イニング限定の)クローザー起用なのか、もう打席に立つ可能性が少ない状況でのリリーフ起用は限定されるはずだ。そのシナリオはもちろんあり得るが、とにかく試合終盤になるだろうね」と話し、大谷の打撃面での貢献を考えた場合リリーフ起用の可能性は低いと示唆した。
別の話題では伝説の名投手との比較が飛び出した。「大谷のピッチングは誰を彷彿とさせるか」との質問にプライアー氏は「誰もいないよ。あれだけ打てる投手はいないからね」と、現代野球では大谷にしかできない唯一無二の芸当を強調。それでもノーヒットノーラン7度、通算5714奪三振など数々のメジャー記録を樹立したノーラン・ライアンの名を挙げ、「少し似ているかな」とコメントした同氏は以下のように続けた。
「大谷は非常に優れた、厄介なスイーパーを投げられるよね。しかも本気でストレートを投げようと思えば、100マイル(約160キロ)の球で打者を制圧できるんだ。カンザスシティでの3回目の登板(現地6月28日)だったと思うが、彼はそれまで球速が90マイル台半ばだったのに、いきなり102マイル(約164.1キロ)ほどの球を投げ始めたんだ。子どもの頃に見たノーランを思い出したよ。コーチとしてはもちろん、ファンとしても彼のプレーを見るのは本当にクールだね」
投手コーチすら魅了してしまう大谷の投球。どのような起用であれ、地区優勝、さらにワールドシリーズ連覇を目指すドジャースに欠かせないピースであるのは間違いないだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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司会者から大谷のリリーフ起用について問われたプライアー氏は「すでに議論された」と明言。“大谷ルール”の問題がネックになっていると指摘している。
プライアー氏は「ルール上では今のところ先発投手であれば、降板後も指名打者(DH)として出場できるが、リリーフ投手であればそれができない。6回に登板させたら、7回にはDHとして打席に立つのは不可能なんだ」と説明。大谷ルールの明確なマイナスを説いた。
ゆえに、「(1イニング限定の)クローザー起用なのか、もう打席に立つ可能性が少ない状況でのリリーフ起用は限定されるはずだ。そのシナリオはもちろんあり得るが、とにかく試合終盤になるだろうね」と話し、大谷の打撃面での貢献を考えた場合リリーフ起用の可能性は低いと示唆した。
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「大谷は非常に優れた、厄介なスイーパーを投げられるよね。しかも本気でストレートを投げようと思えば、100マイル(約160キロ)の球で打者を制圧できるんだ。カンザスシティでの3回目の登板(現地6月28日)だったと思うが、彼はそれまで球速が90マイル台半ばだったのに、いきなり102マイル(約164.1キロ)ほどの球を投げ始めたんだ。子どもの頃に見たノーランを思い出したよ。コーチとしてはもちろん、ファンとしても彼のプレーを見るのは本当にクールだね」
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