第107回全国高校野球選手権大会は8月23日に決勝戦が行なわれ、日大三(西東京)は沖縄尚学(沖縄)に1-3で惜敗。14年ぶり3度目の頂点に届かなかった。悔し涙を流すナインだったが、相手アルプス席にも足を運んで挨拶するなど、その振る舞いは大きな話題となった。
2点ビハインドの9回、日大三は1死一、三塁と得点圏にランナーを置く。後続につなげば同点のチャンスだったが、最後は代打の永野翔成(3年)が遊ゴロ併殺に倒れて試合終了となった。
整列後では沖縄尚学ナインと労いの握手、抱擁を交わして笑顔を浮かべていた日大三ナイン。だがベンチに戻ると、目からは溢れんばかりの涙がこぼれた。
敗者が注目を浴びたのは、そのあとだった。日大三ナインはまず、一塁側アルプスの自校応援団に挨拶。そのあと三塁側に陣取る沖縄尚学アルプススタンドにも深々とお辞儀をしたのだ。
さらにバックネット、外野席と球場に詰めかけた超満員のファンに挨拶を行なうと、温かい拍手が起きた。このあと、やはり悔しさがこみ上げたのだろう。一部の選手はグラウンドに膝を突いて涙を流し、しばらく動けなかった。
この光景にはテレビ中継を見ていた高校野球ファンも涙。夏の甲子園を全試合無料ライブ配信した『バーチャル高校野球』の公式インスタグラムにアップされた写真には多くのコメントが殺到。感動なしでは見られなかったようだ。
「一生の宝物」
「ナイスゲーム」
「涙が止まらないよ」
「最後の挨拶は本当に感動」
「どうしても勝ち負けはある...その厳しさを知ったこの子達はきっとこれからも高い壁を乗り越えられる」
敗れたとはいえ最後まで礼節を貫いた日大三。満員の甲子園で最後に見せたのは、“グッドルーザー”たる素晴らしい振る舞いだった。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】「やっぱ決勝に強かった!」沖縄尚学を初優勝に導いた比嘉監督が“サッカー世界的名将”に激似とあらためて話題!「めっちゃ似ててビビった」「こちらは謙虚で淡々」【甲子園】
【画像】「こんなの泣く...」グラウンドに膝を突いて悔しがる日大三の選手たち
2点ビハインドの9回、日大三は1死一、三塁と得点圏にランナーを置く。後続につなげば同点のチャンスだったが、最後は代打の永野翔成(3年)が遊ゴロ併殺に倒れて試合終了となった。
整列後では沖縄尚学ナインと労いの握手、抱擁を交わして笑顔を浮かべていた日大三ナイン。だがベンチに戻ると、目からは溢れんばかりの涙がこぼれた。
敗者が注目を浴びたのは、そのあとだった。日大三ナインはまず、一塁側アルプスの自校応援団に挨拶。そのあと三塁側に陣取る沖縄尚学アルプススタンドにも深々とお辞儀をしたのだ。
さらにバックネット、外野席と球場に詰めかけた超満員のファンに挨拶を行なうと、温かい拍手が起きた。このあと、やはり悔しさがこみ上げたのだろう。一部の選手はグラウンドに膝を突いて涙を流し、しばらく動けなかった。
この光景にはテレビ中継を見ていた高校野球ファンも涙。夏の甲子園を全試合無料ライブ配信した『バーチャル高校野球』の公式インスタグラムにアップされた写真には多くのコメントが殺到。感動なしでは見られなかったようだ。
「一生の宝物」
「ナイスゲーム」
「涙が止まらないよ」
「最後の挨拶は本当に感動」
「どうしても勝ち負けはある...その厳しさを知ったこの子達はきっとこれからも高い壁を乗り越えられる」
敗れたとはいえ最後まで礼節を貫いた日大三。満員の甲子園で最後に見せたのは、“グッドルーザー”たる素晴らしい振る舞いだった。
構成●THE DIGEST編集部
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