ニューヨーク・ヤンキースは現地時間8月23日、ボストン・レッドソックスに1対12と大差で敗れた。本拠地ヤンキー・スタジアムで屈辱の大敗により、カード3連敗。翌24日の試合には7-2と勝利したものの、23日の敗戦により今季の対レッドソックス戦は8連敗と、宿敵の前に不甲斐ない戦績が刻まれるシーズンとなっている。
0対1と接戦を演じた前日とは一転し、カード3戦目では17安打を打たれ12失点を喫して敗れたヤンキース。最終回には7点を献上するなど、目を覆いたくなるようなスコアとなった。昨季のリーグ王者としての誇りをどこかへ置き忘れたかのような戦いぶりが続く中、現地メディアでは指揮官の進退を問う声も上がっている。
「ヤンキースはそろそろ、このシーズンに起きているすべての問題を整理し、事態の深刻さを直視したうえで、大胆な決断を考える時だ」
そう伝えているのは、米スポーツサイト『FANSIDED』だ。レッドソックス戦12失点での敗戦や、地区3位にとどまっている現在の状況を踏まえ、アーロン・ブーン監督の解任が現時点における「解決策」であると訴えている。
現地時間8月23日配信の特集記事において、同メディアは、「今のヤンキースには、ベンチに新しい舵取り役が必要だ」と説いており、指揮官の交代を求める理由として、「今シリーズ、そしてシーズンを通じて宿敵レッドソックスに打ちのめされ続けていること以上に、このチームの根幹にある『歪み』にある」などと指摘する。さらに、「雰囲気は悪く、すべてがぎこちない。守備のプレーからクラブハウスでの発言に至るまで、何もかもが妙に噛み合っていない。昨年までのチームが持っていた『鋭さ』を完全に失ってしまった」と持論を並べている。
さらに同メディアは、「フアン・ソトを失った影響はもちろん大きい。だが問題はそれだけではない」として、レッドソックス戦でも露呈した守備の不安定さなどにも触れながら、「ブーンには確かに闘志がある。選手を信じ、彼らのために戦う姿勢は評価できる。しかし時にはシナリオを変え、現状の課題を率直に指摘し、改善への道筋を示す必要がある。言い訳を並べ続けるだけでは、グラウンドで何も変わらない現実の前に、ますます監督としての評価を下げるだけだ」などと主張している。
シーズン終盤での苦戦により、厳しい批評に晒されているヤンキース。現在のチーム状況が続く限りは、リーグ連覇やワールドシリーズ制覇という今季掲げた目標は遠のきつつあるのかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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現地時間8月23日配信の特集記事において、同メディアは、「今のヤンキースには、ベンチに新しい舵取り役が必要だ」と説いており、指揮官の交代を求める理由として、「今シリーズ、そしてシーズンを通じて宿敵レッドソックスに打ちのめされ続けていること以上に、このチームの根幹にある『歪み』にある」などと指摘する。さらに、「雰囲気は悪く、すべてがぎこちない。守備のプレーからクラブハウスでの発言に至るまで、何もかもが妙に噛み合っていない。昨年までのチームが持っていた『鋭さ』を完全に失ってしまった」と持論を並べている。
さらに同メディアは、「フアン・ソトを失った影響はもちろん大きい。だが問題はそれだけではない」として、レッドソックス戦でも露呈した守備の不安定さなどにも触れながら、「ブーンには確かに闘志がある。選手を信じ、彼らのために戦う姿勢は評価できる。しかし時にはシナリオを変え、現状の課題を率直に指摘し、改善への道筋を示す必要がある。言い訳を並べ続けるだけでは、グラウンドで何も変わらない現実の前に、ますます監督としての評価を下げるだけだ」などと主張している。
シーズン終盤での苦戦により、厳しい批評に晒されているヤンキース。現在のチーム状況が続く限りは、リーグ連覇やワールドシリーズ制覇という今季掲げた目標は遠のきつつあるのかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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