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大谷翔平、3年連続本塁打王の座は「ライバルに奪われる」と米記者が予想「シュワーバーの本格的な爆発はこれから」「最終的に59本に達する」

THE DIGEST編集部

2025.08.30

3度目の本塁打王を狙うドジャースの大谷(左)とフィリーズの主砲シュワーバー(右)。(C)Getty Images

 現地8月28日、米誌『Sports Illustrated』は「オオタニ・ショウヘイ、本塁打王の座をナ・リーグのライバルに奪われると予想」と題した記事をアップロード。ナ・リーグの本塁打王レースでロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平がフィラデルフィア・フィリーズの主砲カイル・シュワーバーに敗れ、タイトルを逃す可能性があると報じた。

 現在、ナ・リーグの本塁打ランキングでは、シュワーバーが49本でトップに立ち、大谷は45本でそれを追いかける形だ。両者は熾烈な本塁打王争いを繰り広げており、記事では「シーズン終了時には55本ペース」と予測されている。

 同誌は米スポーツメディア『ESPN』のジェシー・ロジャース記者とバスター・オルニー記者の見解も紹介。このテーマについてロジャース記者は、「シュワーバーは今季56本塁打で本塁打王になるだろう」と言及し、以下のように分析した。

「彼は例年、9月に打撃成績を伸ばす傾向があり、今年もその例外ではない。キャリア通算で9月の長打率は.521と高く、6月に次いで2番目だ。オオタニもシーズン終盤に強いが、今季のシュワーバーは特別なシーズンを送っている。左投手に対しても長打率.577を記録しており、9月に左腕から数本の本塁打を放つことで、この争いを制する決め手となるだろう」
 
 また、同じく『ESPN』のオルニー記者もロジャース記者の見解に賛同しつつ、次のように補足した。

「シュワーバーがタイトルを獲得するのは間違いない。最終的には59本に達するだろう。彼は左投手への対応を完全にマスターしており、打席に立ち死球も受け入れながら、甘い球を逃さない。右投手に対してOPS.946、左投手に対して.943という、驚異的なバランスを見せている。今シーズンここまで非常に好調だが、まだ本格的な爆発はこれから。直近45試合で20本塁打を放っている」

 最後に同誌は、大谷が2023年(44本)と24年(54本)に本塁打王を獲得した実績に触れ、「過去の実績を考えれば、シュワーバーが現在好調であっても、大谷が3年連続でタイトルを手にする可能性は十分にある」と指摘。さらに、記事ではシュワーバー優勢の見方が強いものの、「本塁打争いはまだ終わっておらず、MLB最高の選手である大谷翔平を賞レースから外すことは到底できない」と綴り、締めくくった。

 レギュラーシーズンも残りわずかとなった今季のメジャーリーグ。ますます激化するタイトル争いの中で、スーパースターの大谷翔平がどのような偉業を成し遂げるのか。そのパフォーマンスから目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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