米メディア「FanSided」は現地8月30日、ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希のリハビリ登板について「MLBやメディアはササキ・ロウキのちょっとした出来事を過大評価しすぎ」と題した記事を掲載。その現状を冷静に評価した。
佐々木は同26日、傘下3Aのメンフィス・レッドバーズ戦に復帰後3度目のリハビリ登板。4回途中(75球)を投げて、5安打3失点、4奪三振、2四球という内容だった。ここまでマイナーではここまで3試合に登板し、9イニングを投げて8失点、防御率7.00と苦戦が続いている。
『FanSided』は、「ササキのリハビリ登板は、他の選手なら見過ごされるような内容でも細かく報じられている。しかし、ここまでの投球内容は順調とはいえず、不安の方が多い。それでもメジャーは、復帰が近いことや球速アップといった点ばかりを強調し、全体像に触れることを避けているように見える」と指摘。さらにこう続けている。
「直近の登板では防御率は7.00に悪化した。それにもかかわらず、MLBは『球速が最速98.8マイル(約159キロ)まで戻った』『スプリッターで空振りを奪った』といった点を取り上げ、制球難などの課題を軽視しているように感じる」
同メディアは「もちろん、これだけでササキを見限る理由はない。米国のプロ野球での登板経験はまだ少なく、時間をかけて順応する余地は十分にある」としながらも、ただし、「ドジャースやMLBの期待値が高すぎたのかもしれない。もう少しマイナーでの調整が必要だ」とも論じた。
さらに「ドジャースはササキを今季中にメジャー復帰させ、ポストシーズンでは中継ぎ起用を検討している」としつつ、直近3試合はいずれも4回を投げ切れていない点を挙げ、「周囲の期待や注目に押されて結果が伴わないまま昇格させる可能性はあるが、投手層が厚い現状を考えれば、急ぐ必要はないはずだ」と慎重な姿勢を促している。
最後に同メディアは「むしろ今季のプレッシャーを和らげ、来季に万全の状態で臨めるよう準備させる方が賢明だろう」と結論づけた。
はたして佐々木は再びメジャーの舞台に戻れるのか。その一挙手一投足に注目が集まる。
構成●THE DIGEST編集部
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佐々木は同26日、傘下3Aのメンフィス・レッドバーズ戦に復帰後3度目のリハビリ登板。4回途中(75球)を投げて、5安打3失点、4奪三振、2四球という内容だった。ここまでマイナーではここまで3試合に登板し、9イニングを投げて8失点、防御率7.00と苦戦が続いている。
『FanSided』は、「ササキのリハビリ登板は、他の選手なら見過ごされるような内容でも細かく報じられている。しかし、ここまでの投球内容は順調とはいえず、不安の方が多い。それでもメジャーは、復帰が近いことや球速アップといった点ばかりを強調し、全体像に触れることを避けているように見える」と指摘。さらにこう続けている。
「直近の登板では防御率は7.00に悪化した。それにもかかわらず、MLBは『球速が最速98.8マイル(約159キロ)まで戻った』『スプリッターで空振りを奪った』といった点を取り上げ、制球難などの課題を軽視しているように感じる」
同メディアは「もちろん、これだけでササキを見限る理由はない。米国のプロ野球での登板経験はまだ少なく、時間をかけて順応する余地は十分にある」としながらも、ただし、「ドジャースやMLBの期待値が高すぎたのかもしれない。もう少しマイナーでの調整が必要だ」とも論じた。
さらに「ドジャースはササキを今季中にメジャー復帰させ、ポストシーズンでは中継ぎ起用を検討している」としつつ、直近3試合はいずれも4回を投げ切れていない点を挙げ、「周囲の期待や注目に押されて結果が伴わないまま昇格させる可能性はあるが、投手層が厚い現状を考えれば、急ぐ必要はないはずだ」と慎重な姿勢を促している。
最後に同メディアは「むしろ今季のプレッシャーを和らげ、来季に万全の状態で臨めるよう準備させる方が賢明だろう」と結論づけた。
はたして佐々木は再びメジャーの舞台に戻れるのか。その一挙手一投足に注目が集まる。
構成●THE DIGEST編集部
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