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先発の菅野智之が自責点7で完敗も…オリオールズ指揮官が指摘した敗因は?「スガノを悪い立場に置いた」

THE DIGEST編集部

2025.09.02

今季10勝を挙げている菅野だが、ここ2試合は連敗となった。(C) Getty Images

 ボルティモア・オリオールズは、現地8月31日にサンフランシスコ・ジャイアンツと対戦し、2-13で敗れた。この一戦に先発登板した菅野智之は初回からラファエル・ディバースに先制ホームランを浴びると、3回にもディバースのタイムリーやウィリー・アダメスの犠牲フライで失点を重ねて被安打10の7失点と崩れてしまい、3回1/3で降板となった。
 
 地元メディア『THE BALTIMORE BANNER』は試合後、「オリオールズはジャスティン・バーランダーを攻略できず、守備に問題が重なりジャイアンツに13対2で敗れる」と題した記事を掲載。先発として試合を作れなかった日本人投手の投球を「内容はあまりよくなかった」と振り返っている。

 ただ、同メディアは大量失点の原因として「本当の問題は菅野の投球ではなく、彼の後ろでプレーしているディフェンスだった」と綴りつつ、オリオールズのトニー・マンソリーノ監督コメントを紹介。指揮官は、菅野のパフォーマンスに関しては高く評価しているようだ。

「今日、私たちはスガノを悪い立場に置いた。彼が投げたボールは悪くなかったと思う。ディバースは最初のイニングで彼を捕まえ、ファストボールを引っ張った。それ以外にもいくつかのシングルに加えて、ドリュー・ギルバートによるスイングとバントが、その1イニングを進行させてしまった。ただ、私にとってトモは大丈夫に見えた」

 そのうえでこの日、3つの失策を記録して相手を勢いづかせるなど、投手を支えきれなかったオリオールズの守備陣を「彼の後ろで失望させてしまったんだ」と酷評。そしてエラーを犯した選手たちを「彼らはメジャーリーグの選手であり、AAAではないと証明しようとしている。だから、私の感情は不満から共感へと進んでいるよ」と擁護している。

 メジャー初挑戦で二桁勝利を達成後は、連敗を喫した菅野。チームの勝利に貢献すべく自身のパフォーマンスも高めていきたいところだ。

構成●THE DIGEST編集部
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