ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手が現地９月５日、敵地でのボルティモア・オリオールズ戦に１番・投手兼DHで先発出場。投手として３回2/3を投げ、３安打５奪三振無失点の力投を見せ、打者では３打数ノーヒットに終わった。試合は、ドジャースが１-２でサヨナラ負けを喫し、４連敗となった。

　投手・大谷は初回を３者凡退に抑えた後、２回に初ヒットを許したものの、最速101マイル（約162キロ）の直球にカーブ、スライダーを織り交ぜた投球でゼロに抑える。３回も２死から四球と内野安打で一、二塁のピンチを迎えたものの、３番の強打者ガナー・ヘンダーソンを投ゴロに打ち取った。続く、４回には先頭に二塁打を打たれ、自らの暴投で無死三塁のピンチを迎えたが、100マイル超えの速球を連発。気迫の投球で２死三塁まで漕ぎつけマウンドを降りると、後を受けたアンソニー・バンダがこの回をゼロで抑え切った。
  　試合は５回にオリオールズがバッテリーエラーに付け込み、先制点を挙げると、ドジャースも６回にすぐさまフレディ・フリーマンの19号ソロで追いつく。

　その後はともに得点が入らず９回に入ると、ドジャースは３者凡退で終了。すると、オリオールズは２死走者なしから８番のサムエル・バサロがドジャースのタナー・スコットから劇的なサヨナラアーチ。ドジャースはまさかのサヨナラ負けで、前シリーズのピッツバーグ・パイレーツに続き、またも地区最下位を相手に敗れ、４連敗を喫している。

構成●THE DIGEST編集部

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