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大谷翔平、オリオールズ菅野智之を47、48号HRで粉砕! ドジャース左腕カーショウは6回途中8Kの好投で連敗を「5」でストップ

THE DIGEST編集部

2025.09.08

菅野から2打席連続HRを放った大谷。試合の主導権をつかんだ。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースは現地9月7日、ボルティモア・オリオールズ戦に5対2で勝利。8月31日以来の白星で連敗を「5」で止めた。

 試合はいきなり動いた。「1番・DH」で先発出場した大谷翔平は、MLB初対戦となったオリオールズ先発の菅野智之との第1打席で2球目の外角高めシンカーを振り抜き、右中間スタンドへの47号ソロホームラン。先制点をもたらす。

 さらに3回、大谷は菅野との2度目の対戦で3球目の内角152キロのストレートを捉える。打球は47号と同じく右中間スタンドに着弾。今季の本塁打数を「48」に伸ばした。

 続くムーキー・ベッツも左越えソロホームランを放つ2者連続アーチで2点を追加。4回にはミゲル・ロハス、キム・ヘソンが安打で出塁し、1死一、二塁から9番ベン・ロートベットの内野ゴロの間に相手捕手の悪送球でロハスが生還。4対0と点差を広げる。

 投げては、ドジャース先発左腕クレイトン・カーショウが3回まで無安打と好調。6回2死からガナー・ヘンダーソンに右安打を許すと、エマニュエル・リベラにタイムリー二塁打を浴びて1失点。二塁にランナーを残したところでマウンドを降りた。その後、2番手エドガルド・エンリケスが適時二塁打を献上したため、カーショウは5回2/3(83球)を2失点。4被安打、8奪三振、1四球だった。
 
 一方の菅野は4回にキム・ヘソンのピッチャーゴロが右足に当たり、痛みに顔を歪める。トレーナーらの肩を借り、まさかの緊急降板。3回0/3を投げ7被安打(3被弾)、4失点、1奪三振、無四死球と精彩を欠く内容でマウンドを降りた。

 菅野の降板後、ドジャース打線は加点を奪えず無得点。9回にロートベットが安打で出塁すると、大谷は四球を選び無死一、二塁とチャンスメイク。この好機にベッツがあと一歩でホームランというレフトフェンス直撃のタイムリーヒットで、ドジャースが欲しかった追加点を奪う。

 ドジャースのリリーフ陣は、エンリケスが6回で降板すると3番手のジャスティン・ロブレスキーが7回1死から5者連続三振の好投。9回は左腕のジャック・ドレイヤーが2つの三振を奪うなどリードを最後まで守り切り、カーショウが今季10勝目(2敗)を挙げた。

 大谷は2打数2安打(2本塁打)3四球で5打席すべて出塁。2打点、2得点の活躍でチームをけん引した。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】大谷翔平、菅野智之とのMLB初対決で衝撃の2打席連発!右中間スタンドへ2発が突き刺さる
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