サンディエゴ・パドレスの先発投手陣は、コロラド・ロッキーズとの3連戦に入るまでの直近9試合で、防御率が7.52と低迷していた。さらに、1登板あたりの平均投球回も4回に届かない状況だったと、MLB公式サイト『MLB.com』が報じている。しかし、この週末のロッキーズ戦でその流れは大きく変わった。
現地9月7日(日本時間8日)、パドレスのディラン・シースが敵地でのロッキーズ戦に先発し、好投でチームを8対1の勝利に導いた。6回表の先頭打者に四球を与えたところでマウンドを降りたが、打者20人に対し被安打4、奪三振5、与四球2、失点1と安定した内容だった。
試合後、同メディアによると、5回を投げきったシースは「先発投手として、もっと頑張らなければならないのは分かっていた。今日はそれを示せたし、これを続けていかないといけない。それができると信じているし、やらなければならない」と振り返り、今後の課題と意気込みを語った。
パドレスのマイク・シルト監督も先発陣の奮闘を高く評価。「勝つためのレシピはシンプルで、先発投手が試合を作ること。このロッキーズ3連戦でニック・ピベッタとランディ・バスケスが6回を投げ、そして今日はシースが6回途中まで投げてくれた。これでブルペンを温存しつつ、要所でしっかり起用できる。そして打線がリードを作る。まさに理想の形だ」と語り、チーム全体の戦い方が噛み合ったと強調した。
さらに、左膝の炎症で負傷者リスト入りしていたマイケル・キングも今週中の復帰が見込まれており、ダルビッシュ有やシースの調子次第では、ポストシーズンに向けて強力なローテーションを構築できると期待される。
パドレスはこの日の勝利により、ナショナル・リーグ西地区の首位ロサンゼルス・ドジャースとの差を1ゲームでキープ。ポストシーズン争いを熱くしている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】シース、4回ロッキーズ打線を三者連続三振
現地9月7日(日本時間8日)、パドレスのディラン・シースが敵地でのロッキーズ戦に先発し、好投でチームを8対1の勝利に導いた。6回表の先頭打者に四球を与えたところでマウンドを降りたが、打者20人に対し被安打4、奪三振5、与四球2、失点1と安定した内容だった。
試合後、同メディアによると、5回を投げきったシースは「先発投手として、もっと頑張らなければならないのは分かっていた。今日はそれを示せたし、これを続けていかないといけない。それができると信じているし、やらなければならない」と振り返り、今後の課題と意気込みを語った。
パドレスのマイク・シルト監督も先発陣の奮闘を高く評価。「勝つためのレシピはシンプルで、先発投手が試合を作ること。このロッキーズ3連戦でニック・ピベッタとランディ・バスケスが6回を投げ、そして今日はシースが6回途中まで投げてくれた。これでブルペンを温存しつつ、要所でしっかり起用できる。そして打線がリードを作る。まさに理想の形だ」と語り、チーム全体の戦い方が噛み合ったと強調した。
さらに、左膝の炎症で負傷者リスト入りしていたマイケル・キングも今週中の復帰が見込まれており、ダルビッシュ有やシースの調子次第では、ポストシーズンに向けて強力なローテーションを構築できると期待される。
パドレスはこの日の勝利により、ナショナル・リーグ西地区の首位ロサンゼルス・ドジャースとの差を1ゲームでキープ。ポストシーズン争いを熱くしている。
構成●THE DIGEST編集部
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