現地9月7日(日本時間8日)、ボルティモア・オリオールズの菅野智之が本拠地でのドジャース戦に先発登板。大谷翔平に2打席連続の本塁打を献上するなど、3回0/3を67球、被安打7の4失点でチームは2対5で敗戦となり、今季8敗目を喫した。前回登板は4回までに7失点と炎上。名誉挽回の投球を披露したいところだったが、この日も厳しい結果となってしまった。
菅野は初回、メジャーリーグの舞台では初対戦となった大谷翔平に外角高めのシンカーを完璧に捉えられ、先頭打者本塁打を許すと、3回にはまたしても大谷と続くムーキー・ベッツに2者連続本塁打を浴び、序盤から苦しい投球を強いられた。
今季35歳にしてメジャー初挑戦となった菅野は、ここまで先発ローテーションを守り、27試合に登板。143回2/3を投げて防御率4.57 、96奪三振、WHIP1.34という成績を残し、8月15日には節目の10勝目に到達した。しかし、その後の4試合では白星から遠ざかっており、精彩を欠く内容が続いている。今後厳しい状況の中でも持ち前の修正力を発揮し、安定感を取り戻してチームの勝利に再び貢献できるかに注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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